今日の練習記録の中でもチラッと触れましたけど、このゴールデンウイーク、WOWOWで総天然色ウルトラQが放映されています。

　ウルトラQといえば、1966年の作品です。私が6歳のときですね。ウルトラシリーズの最初の作品で、この次のシリーズがウルトラマンです。

　でもね、ウルトラシリーズを振り返ってみて、このウルトラQシリーズが最も怖かったし、中身も深かったように思います。いや、自分が幼かったから深く感じていたのかもしれませんね。

　このウルトラQがその後のウルトラシリーズと決定的に違うのが、スーパーヒーローが登場しないということなんですよ。ウルトラマン以降は、ウルトラマンやウルトラセブンなどのウルトラ兄弟がいて、怪獣が登場した時に科学特捜隊やウルトラ警備隊なども戦いますが、最後はウルトラマンなどがやっつけます。でもウルトラQでは、戦うのはすべて人間ですからね。その分、それ以降のウルトラシリーズよりもリアリティを感じました。その分よけいに怖かったです。

　でもこのウルトラQ。もともとはモノクロです。CSやBSでの再放送で何度か見ましたが、今までは当時のまま、モノクロでの放送でした。

　ところが今回のWOWOWでの放送では、フルカラー版になったんですよ。ということで、見ています。

　でも全28話を4日間での一挙放送です。3日と4日は6話（3時間）ずつ。5日と6日は8話（4時間）ずつ。なかなか全部見ることはできません。だけど可能な限り見ています。

　今見れば、ストーリーも特撮もツッコミどころ満載ですが、そんな野暮は言いません。童心に返って当時の怖さを思い出しています。

　あの石坂浩二の冷静なナレーションがまた怖かったんですよね・・・。今聞いてもやっぱり怖いです。