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link くりりんの問わず語り くりりんの問わず語り (2019-2-16 23:00:01)

feed ポンポン山タンデム (2013-5-4 20:23:29)

130503_1連休後半戦初日は、H氏のリクエストに応えてポンポン山練習会をコーディネートした。朝9時JR高槻駅に集合し、「天神の湯」に着替えを預かってもらってスタート。ブラインド2名を含む総勢6名のパーティーとなった。まずは高槻観光案内コースで芥川沿いのこいのぼりの下を走る。写真を撮り損ねたので駅改札に掲げられていた横断幕で代用。こいのぼりフェスタは22回目にもなるようだ。

これまた高槻の避暑地・摂津峡を通り抜けてから上の口バス停を経由してポンポン山登山コースに入る。神峰山寺から本山寺までの約3kmの急坂はアスファルト舗装の黒い道からコンクリート舗装の白い道に変わるので、「白い悪魔」と呼ばれるのだそうだ。なかなか素敵なネーミングである。

130503_2本山寺から先のトレイルコースで伴走したことは一度もなかったのだが、H氏から教えてもらったトレイルモードの伴走法は圧巻だった。登りや平坦地では、伴走者のウエストポーチやリュックなどの背中・腰部分をブラインドランナーが真後ろに付いてつかみ、下りでは伴走者の両肩をブラインドランナーが両手でつかんで、電車ごっこのような状態でぴったりと後ろに付いて走る。

通常の伴走では、伴走ロープを使って左右に並んで走るのだが、狭いトレイルコースではそれができないのでこのように前後に並ぶ。特にすごいのが下りである。通常は、どれぐらい段差があるといった情報を伝えながら走るのだが、この伴走法では伝えなくてよいのだそうだ。というのも、伴走者の肩をしっかりつかんでいるので、どれだけ下ったかということはわかるからだ。また、足元が見えないのではないかという不安があるが、もし多少踏み外したとしても、伴走者の肩にしがみついて体勢を立て直すので、少々のことでは転倒しないのだ。現に、今回の欄では転倒は一度もなかった。黙って走ればそれでいいのだ。

ただし、伴走している自分自身では見えず分からないのだが、同行したラン仲間の目撃証言によると、ブラインド側はしょっちゅう足を踏み外しているようで、怖くて見ておれないぐらいの状態だったそうだ。それでも、伴走者の肩にしがみついているから大丈夫なのだそうだ。その代わり、伴走者はしっかりと立っていないといけない。伴走者がこけた時はもちろん、しがみつかれて体勢を崩してしまったら一蓮托生で転倒してしまう。

というわけで、今回時間がかかると危惧したトレイル部分も、普段のトレイルランとほとんど変わらないぐらいの速度(特に下り)で走破できた。

ラン後のお風呂は、一部メンバーが本山寺折返しで先に戻ったので待ってもらって合流して天神の湯へ。ここの利用方法で今回分かった点を記録しておく。まず、ラン後の着替え等は、常識を超えるような多人数でもなければ預かってもらえる。盗難の責任は負えないので貴重品は預けられない。また、帰ってきてお風呂に入る際のタグ発行時にメンバーがそろっていないと、会員引き・団体割引の適用にはならないとのこと。この点、バラバラで戻ってきても全員が同じ割引料金適用になってくれたらやりやすいのだが少し当てが外れた。なお、通常料金は土日祝1200円だが、会員カードを持っているものが1人でもいれば、まず会員価格の1000円となり、かつ団体割引(5名以上で適用)の200円引きで800円となる。この値段なら銭湯プラスロッカー代とそう遠くない差となり、かつ銭湯(錦温泉)が15:30からしか開かないのに対して、ここは朝9時からいつでも入浴可能という点で、選択肢が一つ増えたといえよう。



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