昨年の今ごろは、気持ちがバンクーバーに飛んでいってました。

　JogNoteのカップにエントリーしたら、BC州観光局によるバンクーバーマラソンご招待に見事当選！もちろん初めての海外マラソンですし、海外旅行自体が新婚旅行で行ったグァム・サイパン以来25年ぶり2度目ということで、パスポートの取得からてんやわんやでした。

　当選したのは私と愛知県在住のでこちゃん。不安な私は現役大学院生のOgakunも誘って、3人でのツアーとなりました。

　3泊5日という駆け足のツアーでした。でも時差の関係で、金曜日の夕方に出発した飛行機が同じ日の午前中に到着しましたから、大会前に1日半観光できました。

　この写真はシャッターを押してくれるというから頼んだら、撮り終えてから2ドルを請求されたという曰く付きの写真です（笑）。

　ほかにもいろいろありましたよ。夕食に行った店でパスポートを入れたバッグを忘れ、ホテルに戻ってしばらくしてから気づくというとんでもないこともやらかしちゃいました。このときはOgakunが英語で店に問い合わせてくれて、無事に発見できたので本当に助かりました。

　一番苦しんだのは時差ボケです。体は疲れているし眠いんだけど眠れないんですよ。そして眠ってもすぐに目が覚めてしまうんです。ほとんど眠っていないような状態で本番のレースを走ることになりました。

　そんな体調面の問題もあり、当日はのんびりとカメランをすることにしました。

　でも今にして思えばそれでよかったです。おかげで美しいコースをたっぷり堪能できました。カメラを持ってあちこち撮りながら走っているとシャッターを押すよと身振りで言ってくれる方々がいて、レース中の写真も何枚も撮ってもらえました。もっとも、2ドル請求されたらどうしようという不安もありましたが（笑）。





　レースの終盤で走るスタンレーパークはとても美しい公園です。その園内にはトーテムポール広場があります。せっかくその近くを走るのに見ないで終わるのはもったいない。そう思った私は、コースアウトしてトーテムポール広場に立ち寄りました。ファンランだからこそできたことです。



　最後の給水所は、oshoさんら日本人スタッフが大勢いて日本語で応援してくれました。水もかけられましたけど（笑）。

　ほかにも日の丸を振って応援してくれた方もいます。海外の大会で日本語の応援があるというのはとても嬉しいものですね。



　最後はダウンタウンの大声援を受けながらゴールに向かいます。パトカーのスピーカーから大音量でEye of the Tigerが流れていたり、交通整理をしていた婦警さんが踊りながら応援してくれる姿にも感動しました。

　本当に素晴らしい経験でした。また行きたいですよ、バンクーバー。また走りたいですよ、バンクーバー。

　今年のバンクーバーマラソンは、5月5日に行われます。天気予報を見ると、ずっと晴れが続くようです。昨年は大会前はぐずついた天気が続いていたようですが、大会当日は気持ちいい天気になってくれました。今年はむしろ、暑すぎる天気になりそうですね。

　バンクーバーマラソン。いつか必ず、もう1回走りに行くぞ〜！