今朝のニュースで流れていた映像に衝撃を受けました。

　ボストンマラソンのゴール付近で爆発が起こり多くの死傷者が出たこの事件。どうやら爆発物が原因のようで、テロの可能性も取りざたされています（ホワイトハウスはテロと言明したとも伝えられています）。あらゆるテロはけっして許されないものですが、こうしてマラソン大会が狙われたことに、市民ランナーの一人として震撼を覚えます。

　以前から、マラソン大会でのテロに関しては不安視されていました。単純な折り返しコースとしても20kmを超えます。ワンウェイコースとなると40kmに及びます。その間を完璧に警備をすることができるのかどうか。沿道には大勢の観衆が詰めかけますし。

　オリンピックのマラソンでさえ、トップを走る選手に暴漢が襲いかかるという事件が起こってしまうくらいですから・・・。

　ほかにもマラソンではテロの危険性が指摘されていることがありますが、そのことについては機会があれば書きたいと思います。

　昨年のバンクーバーマラソンに参加して、現地在住の日本人の皆さんのチームであるRunning Smile Vancouverの皆さんに大変お世話になりました。そんな皆さんと話していると、参加資格の厳しいボストンマラソンを目標としているという方が大勢おられました。今年もボストンに参加されている方が大勢おられることと思います。それでもFacebookを見ていると、そうした皆さんの安否情報も徐々に入ってきておりひと安心していますが、なんともやりきれない気持ちで一杯です。