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link Road to SAROMAN BLUE Road to SAROMAN BLUE (2024-10-10 15:00:05)

feed 利尻島一周悠遊覧人G 申込期間は今月末まで (2013-4-15 22:54:43)
 北海道の北の果ての利尻島は、北海道に住んでいてもなかなか訪れることのできない秘境です。なにしろ稚内まで行くだけでも大変なのに、そこからさらにフェリーで1時間40分もかかるのですから。お金さえあれば、札幌から利尻島まで飛行機でひとっ飛びもできるのですが・・・もっとも私が今住んでいる留萌でしたら、丘珠空港や新千歳空港に向かうより稚内に向かった方が早く着きます。

 そんな最果てにある夢の浮島利尻島で行われる利尻島一周悠遊覧人Gは、私のイチオシ大会です。

 標高1,721mの利尻富士の麓をぐるっと一周するこの大会。距離は55kmですからウルトラマラソンとなるのですが、制限時間は10時間とたっぷりあります。フルマラソンよりも13kmほど長いのですが、制限時間が7時間のフルマラソンよりも楽に走れるかもしれません。

 応援の数は少ないのですが、島の人情をたっぷりと感じられる素朴な応援を楽しむことができます。集落に設置された防災無線からは、「ランナーが走っているので応援しましょう」といったアナウンスは流れていますし、島内をはし観光バスのガイドさんや乗客の皆さんも手を振って応援してくれるし、ときおり通りかかるパトカーからも応援の声をかけられたことがあります。パトカーから応援されたなんて、この大会とバンクーバーマラソンでしか経験したことがありません。

 そんな人情溢れる応援に加え、天気がいいときは利尻富士を360度いろいろな角度から眺められます。そして島の観光地に立ち寄りながら走ることもできます。なんとも贅沢な大会です。

Road to SAROMAN BLUE-北のいつくしま弁天宮

Road to SAROMAN
BLUE-麗峰湧水

Road to SAROMAN BLUE-南浜湿原

Road to SAROMAN
BLUE-070603_0953~01.jpg


 そして走ること以外にも忘れちゃいけない島の魅力が食です。実はうにが苦手だった私。ところが7年前に初めてこの大会に参加したとき、前夜祭で仕方なく食べました。すると「今まで食べたうには何だったんだろう?」と思うくらい、まったく別の美味しい食べ物でした。それ以来、利尻のうには大好物になりました。今では大会前日の前夜祭で出されるうにをおにぎりに乗せて食べるうにぎりが、年に一度の楽しみです。

$Road to SAROMAN BLUE-今年もうにぎり


 昨年は泊っているペンションにお願いして、最終日の朝からうに丼を出していただきました。

Road to SAROMAN BLUE-TS3V0203.jpg


 食べて飲んで走って温泉に入って、贅沢な二泊三日の旅を楽しめます。

 最初にも書いたように、利尻へ行くのは北海道に住んでいても大変なこと。私も7年前の初参加の時、一度だけ出てみようと思いました。ところがその一回ですっかり癖になってしまい、とうとう今年で6回目の参加です。私だけじゃありません。参加者の過半数がリピーターというところを見ても、参加者の満足度がいかに高いかということがわかると思います。

 昨秋公開された映画「北のカナリアたち」の舞台ともなっている利尻島。

$Road to SAROMAN BLUE-ロケ地マップ


 その魅力をたっぷりと味わえるこの大会。皆さんも一度参加してみませんか。エントリーは4月30日まで受け付けています。

http://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/guide/yu-yu-running.html


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