いよいよ明日から北海道マラソンのエントリー開始です。

　いや、「明日から」というよりも、「明日は」と言ったほうがいいかもしれませんね。

　何しろ昨今のマラソンブームはものすごいことになっていて、先着順の人気大会はあっという間に定員が埋まってしまいます。愛媛大会の先着枠なんか、1時間37分で埋まったというから驚くばかりです。

　抽選制を採用する大会も増えていますが、マラソンブームのきっかけとなった東京マラソンはついに10倍を超えてしまい、先着順の大会も抽選制の大会も、出場すること自体が狭き門となっている大会がどんどん増えてきました。

　北海道マラソンも人気大会の一つです。私が初めて参加したのは2003年ですから、いまからちょうど10年前です。当時は厳しい参加資格が設けられていて、男性の場合だと過去2年間の大会でフルマラソン4時間以内またはハーフマラソン1時間40分以内で走ったという実績がなければエントリーできませんでした。もしも偽ってエントリーしたとしても、大会事務局でその記録をチェックし、嘘と判明した場合はお金が返金されてエントリーは認められないという厳しい大会でした。それでもエントリー期間の途中で定員に達して、締め切られてしまうこともありました。

　それから10年。北海道マラソンも大きな変貌を遂げました。10年前は3,000人だった定員も、12,000人に増えました。制限時間は約1時間緩和されました。参加資格もフルマラソン5時間となり、昨年からはついにそれも撤廃されました。参加料も10年前の倍となり10,000円になりました。

　定員が増えた上に参加料は10,000円と値上げされたということで、昨年は定員が埋まらないのではないかと心配していましたが、なんと4日で埋まってしまいました。

　しかも今年はサロマ湖100kmウルトラマラソンさえ、わずか1日半で定員になっています。昨今のマラソンブームで定員に達するのが早くなっているため、ランナーのエントリー行動も早い動きとなっています。北海道マラソンも、昨年よりも早く定員に達することは必至でしょう。

　エントリー開始は明日の午前9時。仕事をしている時間ですから、9時とともにエントリーをする、というのは難しいでしょう。昼休みの12時頃・・・あるいは帰宅後・・・それでも間に合うかなぁ・・・。まあ、なんとか頑張ります。

　まずはエントリーしてからの話となりますが、今年も大会終了後の打ち上げを予定しています。昨年からスタート時刻が早くなったため、遠方からの参加者でも後泊を必要とせず、ゴール後に帰る人も増えてしまったと思います。でもレース後はゆっくりして翌日帰ろうという皆さんや、札幌のランナーの皆さん。一緒に健闘をたたえ合いましょう。20人〜30人くらいの規模でやりたいと思っていますので、ぜひ参加をご検討下さい。

　まずはエントリーという最初の関門を、みんなで越えていきましょう。