久々に本を読んでみました。最近話題のブログを本にした「日本に生きる北朝鮮人 リ・ハナの一歩一歩」このところ、特に過激なメッセージを毎日のように発信し続けている北朝鮮ですが、こんな本を読むと世界はもう少しなんとかできないかと思ってしまいます。そして、日本で生活していく中で自分の生い立ちを話そうとしてもなかなか話せない彼女の心の葛藤は、脱北した人たちの辛い心境が伝わってきます。こういった事実がいろいろなメディアを通じて広く発信されることはとても良いことですね。彼女の勇気はほんとすばらしい。自由に発言でき、自由に移動できる国に生まれたわたしたちはほんと恵まれています。まずは隣国のこうした状況をもっと深く知ることなんでしょう。ただ、このブログや本に関して私にはとても信じられない発言をされている方が何人もいるみたいで、日本人としてとても悲しい事実が一方で存在していることも知っておくべきですね（この件に関して、リンクのブログで著者が怒っていました）。リ・ハナさんのブログ、本物のサイトが見たくて探したら、アジアプレスネットワークという会員ニュースサイトの中で書かれていたブログでした。ブログを本にするという手法はこういうやり方をするんだと、別の意味で関心を持ちました。...