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サロマのマラソンバスが値下げされました (2013-4-2 22:06:31)
今年はわずか1日半で定員が埋まってしまったサロマ湖100kmウルトラマラソン。年々人気が高まっている大会ですが、交通事情や宿泊事情はけっしてよくないため、参加者にとっては走ること以外にもいろいろと苦労が多い大会です。
特にひとりで参加する場合、足をいかに確保するかというのは大変大きな問題となります。
スタートは湧別町、そしてゴールは北見市常呂町になりますが、この間、約50kmあります。そしてこの間を結ぶ公共交通機関は、何一つありません。スタート地点からゴール地点まで、あるいはゴール地点からスタート地点までの移動をどうするかは、頭の痛い問題です。
仲間とともに参加する場合は、複数の車に乗り合わせて対応することができます。私も現在はヨーイチさんとともに行動しています。大会前日に互いに車でゴール地点に行き、そこで落ち合います。私の車をゴール地点に置き、その後はヨーイチさんの車に便乗して湧別に向かいます。そこで受付をして、宿まで送ってもらいます。
大会当日の朝はヨーイチさんに迎えに来てもらったり、同宿者の車に乗せてもらったりして湧別のスタート地点に向かいます。昨年は同宿者の車で移動できました。今年も昨年同様、同宿者の車に乗せてもらえる予定です。
ゴール後は私の車にヨーイチさんを乗せてスタート地点まで移動します。そのとき、同宿者も2名ほどいっしょに運びます。そんな感じで、仲間とともに移動するという参加者が多いと思います。
しかし問題になるのが、そうした仲間のいない単独参加の方々です。その場合は移動の手段を確保しなければなりません。
そんなときに多くの参加者が利用しているのが、ツアー会社が用意しているマラソンバスです。大会前日にゴール地点から受付会場に向かうバス、大会当日の朝にゴール地点からスタート地点に向かうマラソンバス、レース後にゴール地点からスタート地点に向かうマラソンバスなどがあります。これらを利用すれば、自家用車をスタート地点、またはゴール地点に置いて走ることができます。
ところがこのバスの料金、昨年までは4,000円でした。わずか1時間あまりの乗車時間で4,000円。こうしたバスと高速バスの比較をするのは料金体系もまったく違うのでナンセンスとわかっていますが、留萌から札幌への高速バスが片道2,300円(所要時間は3時間弱)という料金からするとものすごく高く感じてしまいました。一部では「ぼったくりバス」などと陰口をたたかれてもいました。
でも今年は、これが2,000円に値下げをされたようです。2,000円ならば適正価格じゃないかと私は感じました。自分がこのような条件の道外大会に参加するとき、2,000円ならばためらわずに利用するだろうと思います。4,000円と言われると考えちゃいますけどね。この料金値下げは、おひとり様参加の皆さんには朗報だと思いますよ。