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feed 【指揮者.小松一彦さんについて】 (2013-4-1 21:53:46)
多くの方々の追悼文を読み、氏のお人柄が偲ばれます。

私は直接お話ししたこともなく、氏が指揮する演奏会を何回か聴きに行った程度です。

その中で、今でも感謝というか、そういう気持ちを抱いていることの一つに貴志康一の音楽の紹介があります。

私が学生時代の体験ですから、もう約30年前の話になります。

東京都交響楽団の定期演奏会に小松さんが客演し、そこで貴志康一の音楽を取り上げてくれました。
私はそれまで貴志という作曲家は全く知らず、その演奏会で初めてその音楽に接しました。
当時、定期会員だったので聴いたわけで、もし、会員じゃなければ、わざわざ一回券を買って聴きには来なかったと思います。


配られたプログラムの解説文の内容全てを記憶していませんが、そこには貴志が10代でジュネーブ及びベルリンへ留学(1920年代!!)、
そしてフルトヴェングラーに指揮法を学び、ベルリンフィルも振って、録音したということが書かれていて、
戦前にとんでもない日本人音楽家がいたんだ!!と驚きました。


その作曲家の音楽に触れられる!いい機会を作ってくれた!来て良かった!と開場直後は期待感が膨らみました。

演奏会では最初に豊田喜代美さんが歌曲を取り上げ、次に辻久子さんがヴァイオリン協奏曲を弾いてくれました。



そして後半が交響曲「仏陀」でした。これは後日、ライヴCDとして発売されました。

この作曲家をもっと知りたい!他にどんな作品があるんだろう?

あの時は小松・豊田・辻・都響の演奏自体の感想より、貴志を調べたい!!という気持ちで一杯になったのを覚えています。
その後、貴志の生涯を調べたり他の作品のCDを集めたりしました。


小松さんは、貴志に限らず、忘れかけられている日本人作曲家を紹介することをご自身のライフワークの一つにされていることを知り、感銘を受けました。

まだ65歳。早すぎますね。


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