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  ホーム >> frunブログ集 >> 【小澤征爾・小澤征爾音楽塾オーケストラを聴く】

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link 高橋のブログ 高橋のブログ (2024-11-9 9:00:05)

feed 【小澤征爾・小澤征爾音楽塾オーケストラを聴く】 (2013-3-30 22:41:09)
小澤指揮する音楽塾の演奏会を私は過去、3回接しています。2003年の「こうもり」全3幕」、2005年の「セビリャの理髪師」全2幕というオペラ2公演、
それから2006年の「復活」。

今回も当初はコンチェルトを指揮する予定でしたが、健康状態がまだ安定していないとのと判断で1月下旬に垣内さんに変更されました。
今日は、開演前にスピーチが予定されていましたが、数日前に行われた京都公演の模様がニュースで報じられたように、
今日も「エグモント」序曲を最後に振りました。


私が小澤の指揮する演奏会をに接するのは、ですから7年ぶりかもしれません。しかも、東京文化会館で聴くとなるといつ以来か...。

新日本フィルがここで定期演奏会をやっていた頃に遡るかもしれません。

それで、今日の演奏なのですが、昨年のTVで見た水戸室内管の時よりも明らかに体調は良く、これだったら、コンチェルトも指揮できたのでは?
と思うほどでした。


「エグモント」の冒頭を聴いただけで、オケの音色が全く変わり、特に低弦の音量及び音符間の緊張度が一気に増して、
重厚な演奏になりました。序曲というより、小澤の「第九」の第1楽章を聴いているような印象。

ここまで、音色が変化してしまうとなると、垣内さんも少し考えてしまったかもしれません。

テンポもだれることなく、私が昔から接してきた小澤の演奏、そのものでした。

彼の音楽そして人柄については、いろいろご意見もあるかと思いますが、私は純に小澤の音楽は好きです。
私の高校時代から一番多く接した指揮者かもしれません。氏の演奏、全部が好きというわけではないですが...。

こうして指揮をすることで活力が生まれるのであれば、今後もぜひ続けて欲しいと思います。

私が過去に接した小澤・新日本フィル定期演奏会では、多くの有名ソリストとの共演もありました。ロストロポーヴィチ、ノーマン、ポリーニ、
バトル、ベーレンス、アルヘリッチ、ツィメルマン、ブレンデル、ムローヴァ・・・、今日、小澤の指揮を見ながら、ふと、これらの昔の共演を
聴いた時を思い出しました。


ただ、繰り返しますが、「エグモント」の前の2曲を振った垣内さんの存在が終演後、やや薄れてしまったのが残念です。
もし、小澤が振るのであれば、最後ではなく、最初にやった方が良かったかもしれません。

舞台に登場するや聴衆の拍手も相当な音量でした(^^;)。豪雨のような拍手。


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