frunブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
【2017.4.16 第19回長野マラソン完走記】 (2017-4-18 5:44:48)
「長野」は第4回大会が初出走。今回で14回目の出走だ。目標は4時間15分と想定し、本当に偶然にも
そのタイムでゴール出来た(グロスは19分)。
スタート前、同じブロックで大木さん(東京体育館会員→佐倉会員)に再会した。今日が奥様の命日とのこと。
七回忌は数日前に済ませ、今年も「長野」に来たと話してくれた。奥様も立派なランナーで夫婦で「東京」を走ったこともあったそうだが、
ガンで亡くなってしまった。まだまだ一緒に走りたかっただろうに。
「雲一つないですから、今日の大会、奥様、天からずっと見てくれていますよ!」
と話すと「プレッシャーかけないで〜!」と苦笑いしていた。
そして号砲!起点にたどり着くまで3分半を要した。計測マットから出る「ピピッ」という電子音に、ちょっと胸が熱くなった。
今年も「長野」を走れる!という特別な感慨だ。昨秋、自覚症状がないものの肺を患っていたことを検査で知った時、
「もうマラソンなんて無理だ、いや長い闘病の末に・・」
と愕然としたのだが、幸いにも私は早期で治った。今年、最初のマラソン大会が始まった。
基本、キロ6分ペースで進み、30kmからは少し上げていこうと思ったが、今回はそのペースでの25km走練習が2回だけ。
そこでなぜか疲れてしまうという状況で不安はかなりあった。現実、前半2時間、後半2時間15分かな?とも思った。
前半は各5kmを29分で進む。10km付近で「高橋さん!頑張れ!」と声援を受けた。??と思って沿道に視線を送ると、
いつも可愛いニッポンランナーズの木村さんだった。今回は応援に回ったようだが、その声にときめいた。
途中で1回トイレ、パワージェルは10kmから補給を始めた(20km、30kmでも補給)。
気温が結構高くなってきて、私は全16カ所ある給水所、全部に立ち寄った。それも確実に飲むため、紙コップを手にした後は、
他のランナーに邪魔にならないように少しコースから逸れて飲んだ。
1杯どころか3杯も飲んだり、頭や太腿にもにかけた。どの給水所の水、スポーツドリンクも冷えていた。
30km地点に到達した。さぁ、序曲は終わった!ここからだ!と若干ペースを上げたが、それはなんと2kmで終わった(^^;)。
足が出なくなってきたのだ。壁が登場だ。
やはり長距離練習をしなかったツケが出てきた。もう、ここからは根性、気合いという精神力のみで頑張るという最悪な展開になったが、
急激なペースダウンはなく、なんとか5kmを31分、32分で進む。
このあたりから足が攣ってストレッチしている男性ランナーがちらほら。。
40km過ぎに、ついに天に向かって力強く開花しているように見えるオリンピックスタジアムが見えてきた。あそこがゴールだ!
もうペースは1km:6分半とかになっている。
周辺の男子ランナーは結構歩いている。私も正直歩きたい位、きつくなっていた。しかし、頬を強くたたき、自分を奮起させ、走り続けた。
女子高生達の絶叫応援も後押しになった。
そしてスタジアムの中へ。42km地点。「今年も戻ってきたぞ!」と声を出して残り195m!バスタオルを持っている女子高生達が前方右に見えた。
無事にゴール。振り返ってコースに深々と一礼。
「お疲れさまでした」とタオルをかけてもらうや、ありがとうも言えず泣き出した。頭を下げるのが精一杯。
ゴールしてすぐに泣くなんて初めてだった。50過ぎの男が人前、しかも女子高生達の前で泣くとは(^^;)。
「長野」、また来年!新しい自分になって走った今回の大会だった。!
写真は23kmあたり。走友miku♪さんのご主人が撮ってくれた。感謝。
そのタイムでゴール出来た(グロスは19分)。
スタート前、同じブロックで大木さん(東京体育館会員→佐倉会員)に再会した。今日が奥様の命日とのこと。
七回忌は数日前に済ませ、今年も「長野」に来たと話してくれた。奥様も立派なランナーで夫婦で「東京」を走ったこともあったそうだが、
ガンで亡くなってしまった。まだまだ一緒に走りたかっただろうに。
「雲一つないですから、今日の大会、奥様、天からずっと見てくれていますよ!」
と話すと「プレッシャーかけないで〜!」と苦笑いしていた。
そして号砲!起点にたどり着くまで3分半を要した。計測マットから出る「ピピッ」という電子音に、ちょっと胸が熱くなった。
今年も「長野」を走れる!という特別な感慨だ。昨秋、自覚症状がないものの肺を患っていたことを検査で知った時、
「もうマラソンなんて無理だ、いや長い闘病の末に・・」
と愕然としたのだが、幸いにも私は早期で治った。今年、最初のマラソン大会が始まった。
基本、キロ6分ペースで進み、30kmからは少し上げていこうと思ったが、今回はそのペースでの25km走練習が2回だけ。
そこでなぜか疲れてしまうという状況で不安はかなりあった。現実、前半2時間、後半2時間15分かな?とも思った。
前半は各5kmを29分で進む。10km付近で「高橋さん!頑張れ!」と声援を受けた。??と思って沿道に視線を送ると、
いつも可愛いニッポンランナーズの木村さんだった。今回は応援に回ったようだが、その声にときめいた。
途中で1回トイレ、パワージェルは10kmから補給を始めた(20km、30kmでも補給)。
気温が結構高くなってきて、私は全16カ所ある給水所、全部に立ち寄った。それも確実に飲むため、紙コップを手にした後は、
他のランナーに邪魔にならないように少しコースから逸れて飲んだ。
1杯どころか3杯も飲んだり、頭や太腿にもにかけた。どの給水所の水、スポーツドリンクも冷えていた。
30km地点に到達した。さぁ、序曲は終わった!ここからだ!と若干ペースを上げたが、それはなんと2kmで終わった(^^;)。
足が出なくなってきたのだ。壁が登場だ。
やはり長距離練習をしなかったツケが出てきた。もう、ここからは根性、気合いという精神力のみで頑張るという最悪な展開になったが、
急激なペースダウンはなく、なんとか5kmを31分、32分で進む。
このあたりから足が攣ってストレッチしている男性ランナーがちらほら。。
40km過ぎに、ついに天に向かって力強く開花しているように見えるオリンピックスタジアムが見えてきた。あそこがゴールだ!
もうペースは1km:6分半とかになっている。
周辺の男子ランナーは結構歩いている。私も正直歩きたい位、きつくなっていた。しかし、頬を強くたたき、自分を奮起させ、走り続けた。
女子高生達の絶叫応援も後押しになった。
そしてスタジアムの中へ。42km地点。「今年も戻ってきたぞ!」と声を出して残り195m!バスタオルを持っている女子高生達が前方右に見えた。
無事にゴール。振り返ってコースに深々と一礼。
「お疲れさまでした」とタオルをかけてもらうや、ありがとうも言えず泣き出した。頭を下げるのが精一杯。
ゴールしてすぐに泣くなんて初めてだった。50過ぎの男が人前、しかも女子高生達の前で泣くとは(^^;)。
「長野」、また来年!新しい自分になって走った今回の大会だった。!
写真は23kmあたり。走友miku♪さんのご主人が撮ってくれた。感謝。
execution time : 0.027 sec