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大相撲 (2017-2-15 22:03:21)
一時は下火になっていた大相撲人気も、稀勢の里の横綱昇進という明るい話題もあって最近ではブームが再燃しています。テレビでも相撲が取り上げられることも多くなってきました。
私は何を隠そう幼き頃は相撲少年でした。とにかく相撲が大好きで、幼稚園児の頃からカレンダーの裏を利用して手作りの星取表を作っていたほどです。
おかげで小学校低学年の頃には難しい漢字を書くことができて驚かれることも多かったのです。大鵬とか麒麟児とか禊鳳とか。私は相撲の四股名で漢字を覚えました。
そんな私が今までで一番好きだったのは大関貴ノ花です。今は亡きパパ貴ですね。小さな体で驚異的な足腰の持ち主だった貴ノ花の相撲には夢中になりました。
今でもやはり貴ノ花好きは変わらず、先日も書きましたがこんなのも買って懐かしい相撲を見ています。
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そんな私にとって一番印象に残っている一番といえば、昭和50年3月場所の優勝決定戦です。14日目を終えて13勝1敗の好成績だった貴ノ花は、ついに悲願の初優勝かと思いましたが、千秋楽の相手は12勝2敗で追う横綱北の湖。宿敵、というより、天敵というくらい合口の悪かった相手ということもあり、本割りでは健闘むなしく惜敗しました。そしてふたたび優勝決定戦で相見えました。
本割りと同じような立会いでしたが、その後の貴ノ花の右からのおっつけは厳しかったです。最後は左を差して右前褌を取って西土俵に寄り切った瞬間、テレビのスピーカーからは大歓声が聞こえ、画面には無数の座布団が飛び交っていました。さきほど紹介したDVDブックを買ったおかげで、あの名勝負を何度も見ることができます。
さてかつての好勝負などが取り上げられるときに、突っ張り合戦としてよく取り上げられるのが、貴闘力と大翔山の一番です。でも私は正直なところ、この一番が突っ張り合戦の名勝負とは思えません。これが相撲か?と思えるような殴り合いに見えてしまうのです。
私にとって突っ張り合戦といえば、断然富士櫻と麒麟児の一番なのです。この一番は毎場所壮絶な突っ張り合戦となり、楽しみにしている好角家も数多くいました。天覧相撲でも陛下が身を乗り出して見ていました。
こうして昔を懐かしむということは、私も歳をとったという証拠なのでしょうかね。
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