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吹田総合車両所一般公開 (2016-11-6 7:39:24)
この日は、JR西日本吹田総合車両所の一般公開にわが子と2人で赴いた。JR吹田駅から線路沿いに京都方面へ1kmほど、誘導員やカラーコーンは山ほど配置されており迷うことなくたどり着けた。
施設の中はとてつもなく広い。工場か体育館のような巨大な建物が複数並んでおり、その間にはプールのように少し窪地になった広い空間が挟まっている。建物の中には線路が並行に走っており、隣の建物に移動する際に別の線路へ平行移動できる設備がこの空間の役目らしい。「トラバーサ」と呼ぶそうだ。
最初に見たのが221系電車を改造しているところ。塗装も一旦全部はがされているのでまるでスクラップのようだ。
次にミニSLのコーナーに並ぶ。開場後すぐだったので待ち時間はほとんどなし。実際に乗ってしまうと、前に動いて、後ろに戻っておおしまい、だけなので画像は割愛。撮るなら自分は乗らずに沿道から見ないといい画にならない。
その次に向かったのがミニ新幹線コーナー。こちらは軌道上を走るのではなく、連結されたゴーカートでぐるっと一周するもの。北陸新幹線W7系とドクターイエローの2編成があった。
会場内には物販コーナーもある。鉄道グッズがいろいろ売られている。手に取ってみたのは駅ホームの上の方に掲げられる乗車位置表示板。サンダーバード5号車自由席、と書かれていてお値段2700円。買いませんでしたが。
この他にも、屋台の飲食ブースがいくつか並んでおり、会場内で軽食も食べられる。
工場らしく、車台とかが置かれていて打音検査の体験ができるコーナーなどもあった。画像は287系特急車両(くろしお)の車輪の下の方。普段はお目に書かれないようなアングルで近くから列車を眺めることができる。
その「くろしお」のところに行列ができているので並んでみると、子供サイズのJR制服を着せてもらって記念撮影ができるというサービスだった。ちなみに、これとか上にも挙げた子供向けのコーナーでは、参加すると最後に鉛筆やノートなどのノベルティグッズがもらえる。
工場ならではの大迫力が、車両を車台から釣りあげて移動させる装置。天井から吊るされた巨大なコの字型のアーム2つで、車両を挟み込んで持ち上げる。実演もやっていたが、タイミングが遅れてもうほとんど終盤の方をちょっと見られただけ。先に述べた「トラバーサ」の実演も見そびれた。
建物の外にもたくさんの引き込み線があり、珍しい列車も並んでいる。
当然ながら撮り鉄たちでごった返している。
この日は後に予定が控えていたので、午前中の最初の方だけの観覧だったが、丸一日いても飽きないだけのボリュームがあるイベントだった。子連れでも、鉄な大人だけでもどちらでも十分に楽しめそうだ。来年はよく日程を確認して予定を空けておかねば。