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【気管支鏡検査】 (2016-11-3 11:13:45)
点滴するために針を左腕に刺す時に、看護師さんから「手のひら、親指を中に入れて握ってください」と指示されて、
両手をそのように握ってしまい、「左手だけでいいですよ〜」って笑われまして..、どんだけ緊張してんだ。
いやぁ、本当に注射や採血、それからホワイトアスパラの缶詰は大の苦手なのです。
そんな感じで始まった検査でした。
胃の検査は経験ある方も結構いると思いますが、肺の検査はそれに比べると少ないと思います。今回のことを記します。
毎年実施される肺のレントゲンで2次もアウト(自覚症状無し。しかしCTを取っても右肺に何かがある!)。
精密検査となり、紹介してもらって、総合病院呼吸器科を先日受診。血液検査等で結核の可能性は消えるも、
何かがいるということ。本日、気管支鏡検査。
医師3名、看護師3名。6人もいらっしゃるとはびっくり!
まず点滴、そして薬を入れた吸引器で10分呼吸。
次にお医者様が、違う薬を10回ほど、私の喉に直接噴射。噴射の度に、嘔吐感が強く、涙も出かけました。
うろたえる私に対し、「反射ですからね。皆さん、同じように苦しみます。ごめんなさい」と話してくれて、
いよいよベッドの横になります。私は通常血圧が130-90位で高血圧の薬を服用しているのですが、この時の測定では169-115とか
なっていて、かなり焦りました。相当、緊張している。こんなに高くて大丈夫かいな..と。
内視鏡検査の詳細内容はよくわからないのですが、胃の場合は、状況を見たり、何度か撮影する程度で10分程度かと思うのですが、
今回は、撮影以外に肺に入った内視鏡(気管支鏡)から数種の液体を噴出し、洗浄したり、その液を吸い取ったりするという作業も
多くて、時間もかなり要しました。
胃の内視鏡でも吸引とかあるのかもしれませんが、わかりません。
なんか、次々と場所を変えて、その度に薬液噴射、吸入をしていました。更に、「少し咽せますけど、我慢してください」と、
また違う薬液が投入。嘔吐感と咳込みでかなりきつかったです。
何度も力んでしまったり、腰を上げそうになってしまったり、参りました。画面をチェックするお医者様が
腰や太股を抑えてくれまして。
看護師さんが終始、手を握ってくれていて、「力まずに!大丈夫ですよ。」とドラマの出産シーンみたいなお言葉が(^^;)。
しかし、嘔吐感はさすがに気合い入れても厳しいわけで。いや気合いとか、そうやって力むのが良くないのですけど。
気管支鏡が入っている状況下、比較的安定時は、お医者様同士の会話が聞こえましたが、専門用語等で私には全くわかりませんでした。
ようやく終わって、「バタバタしてしまってすみません」と詫びて、看護師さんにお礼を言いました。
主治医の先生からは、「いや、お辛かったでしょう。本当にごめんなさいね」と。いえいえ、すみません、本当に。
看護師さんの優しさにも感動。
空気の通り道に異常はないこと、出血も確認されませんでした。採取した組織を分析し、それを来月、説明してくれるとのこと。
何かのバイ菌が肺に入ったのでしょう。
気管支の画像も少し見せてくれたのですが、たくさんあるのには驚きました(^^;。各10個位かな?と思いきや、
そんな数ではなかったです。気管支多すぎ!スコープが入る気管支、全てを観察したようで、それが胃の時よりも
時間を要したのかもしれません。
これで、点滴を外してもらってあとは会計かな?と思ったら、車いすに乗せられて看護師さんが別室へ
(救急処置室という部屋が10室位あって)、そこで1時間横になって休憩(麻酔が効いているからでしょう)。
点滴続行。救急処置室の部屋の1つが空いているみたいで、そこを利用。10室ほどありました。
私が寝ている途中で、救急車がやってきて、看護師さん達が対応。廊下を走る音とか聞こえてきて、
本当に日々、大変なお仕事だなぁと改めて思いました。
お医者様も、看護師さん達も、本当に優しい方々でした。威張っているような感の方は皆無。
会計は1万3千ほど。事前に気管支鏡検査は2万5千とかかるとかして覚悟してましたが、その半値くらいでした。
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