4/1ではないですが、まぁ、そういうことで。
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昭和初期、非公式ながら42.195kmを１時間59分で走った青年が日本にいた。
村人の期待を受け、青年．佐布津達成（さぶつ たつなり）は独自のトレーニング、食生活法を見出し、
1940年の東京五輪出場を目指し各大会に挑もうとするも、戦争という大波に飲まれ、記録会は軒並み中止。
日本は五輪大会を返上。世の中は太平洋戦争に巻き込まれていく。

佐布津は大会に出場出来なかった無念を捨て「武蔵」に乗艦し、レイテに向かっていく。
正史に残らなかったランナー．佐布津達成の生涯について多くの探求、取材を重ねた吉村昭、最晩年の作品。
最後の頁には佐布津が記した辞世の句が！

「１ｈ５９ｍ」は「１時間59分」と読む。バッハ会長、推薦。

映画化決定（来年２月上映予定）
佐布津達成 ：吉田豊己
佐布津久美子：大場久美子（達成の母）
幼なじみ：永田智子、高木利枝、都築晋平、藤井肇
教師：柘植薫居酒屋の主人：東隆彦
居酒屋深夜の常連客：高橋一紀、篠嵜和夫、吉田類
車掌：北寿一
大隙戸代（達成の恋人）：指原莉乃
猪口敏平（戦艦武蔵艦長）：吉川尚徳
他、スター多数

映画音楽作曲＆指揮：伊福部達
演奏：新交響楽団