さて、今週土曜日、第19回 長野マラソンのエントリーが始まる。午前10時！

過去13回、出走した思い入れが強い大会。2006年の第８回大会、2007年の第９回大会の頃が一番走力があった。
共に3時間28分でゴールしたが、近年はもはやその頃の脚はなく、ギリのサブ４か4時間超え。しかも今年は一番ひどい走りをしてしまった。

暴風に負けた、いえ、自分に負けた．．．．。「昭和枯れすすき」のようなランだった。

数年前の季節外れの降雪状態で行われた時もニッポンランナーズ正装で気合いで走り続けたのだが、今年はその精神力も失せ．．．。
暴風に「天は我々を・・」と叫び、25km地点でサブ４ペースランナーに早々に抜かれてしまった。
更に33km地点で大撃沈し．．．、千曲川に涙を落とし、いや、魂を落としてゴールに向かった。もはや周囲の男性ランナー達も亡霊のようだった。
コースに屍が多数落ちていたが、拾う者はいなかった。

ようやくゴールのオリンピックスタジアムが前方に見えてきて、何とか走って向かうも、私よりペースを上げてそれが逃げていくように感じ取れた。
スタジアムが走るとはびっくりだ。こんな経験初めて。これでは、ゴール出来るわけがない！

まぁ、何とかスタジアムに入った。毎回、ゴール地点では、女子高生達が大きなバスタオルを持ってランナーを出迎えてくれる。
「お疲れ様でした！」と身体を包んでくれるのだ。

いつもなら、ありがとう！とお礼を言うのだが、今年は、しばし彼女の胸の中で悔し泣きした。いや、それはしていないか．．。

4時間11分という「長野」ワーストに愕然。ゴール地点から長野駅に向かうシャトルバスも静かだった。皆が落ち込んでいた。
来年は頑張ろう！まずはエントリー合戦に勝たなくては！