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悪魔の誘惑 (2016-10-2 21:34:45)
マラソンを走り慣れている人には「何をいまさら」と思われてしまうでしょうが、シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんがこのように話しておられたという記事を見つけました。
http://cyclestyle.net/article/2016/04/15/34822.html
今年の4月9日に行われたグアムマラソンインターナショナル2016エキスポで語った内容ということで、ちょっと古い記事です。
で、特に注目したのがこの部分です。
−−−−−−−−−− (以下引用) −−−−−−−−−−
スタートして7kmを過ぎるころになると、リズムがつかみやすくなってくる。そこで調子に乗ってはいけないそうだ。
「7kmぐらいになると体が暖まってくるので、『今日イケるなあ…何か調子がイイぞ?』とみんな思うんです。これを私は『悪魔の誘惑』と言ってます。悪魔の誘惑には乗らないでください。その悪魔の誘惑に乗って次に感じるのは、20km。足が動かない…。動かなくなったら(残りの)20km大変ですからね」
−−−−−−−−−− (引用ここまで) −−−−−−−−−−
今年の北海道マラソンはまさにこの通りでした。20キロを過ぎてからがきついのなんの……。
もちろん、私ももう30回以上マラソンを走っていますから、この悪魔の存在はわかっているんですよ。わかっているけど、体が動くようになってきたらついつい調子に乗っちゃうんですよね。悪魔の声に耳を貸さなかったのは10回走って1回あるかないかですね。
今までマラソンを走って一番この声に耳を貸さなかったと言えるのが初めて北海道マラソンに挑戦した2003北海道マラソンです。このときは「マラソンは30キロから。30キロまではウォーミングアップ」とブツブツ言いながら走り、体が動くようになってもしっかり抑えていました。そして30キロ地点でGOサインを出しました。マラソン4度目でしたけど、本当に上手な走り方ができました。
ここにきて風邪やらなんやらでランオフが続いていますから、来月の真駒内マラソンを走れるかどうかわかりませんが、真駒内に参加できたとしたら、今度は誘惑に耳を貸さず、30キロまではじっと我慢をしようと思います。
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