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マジック1 (2016-9-27 17:52:08)
昨夜はBSの野球中継でファイターズ戦を見ながらネットでコンサドーレの試合経過をチェックし、しまいにはradikoでホークス戦の実況を聞くという忙しい夜でした。
プロ野球パシフィックリーグのペナントレースは、一時は史上最速でホークスのマジックナンバーが点灯するのではないかというほどの独走状態だったのに、ファイターズが15連勝をするなどして追い上げ、一時は11.5ゲーム差もついていたのをひっくり返し、マジックナンバー1までこぎつけました。残り3試合で1勝すれば文句なしの逆転優勝です。
野球に限らず、勝負事にはさまざまな流れがあるものです。このペナントレースの中でもきっと流れの大きな転換点があったことでしょう。パッと思いつくのはやはりあの15連勝でしょうか。その立役者となった岡大海。そしてあのころは陽もチャンスでは必ず打っていたような印象があります。逆に大ブレーキになっていた印象しかないのはあの4番バッターですけど(笑)。
ファイターズ優勝の流れになっているなあと思えたのは昨日の両チームの試合ですね。ファイターズは陽のホームランで先制して、その後も西川のヒットで追加点かと思いきやセンター武田の好返球で追加点を阻まれました。次の回も大谷のタイムリーの後、中田のツーベースが飛び出してノーアウト2、3塁となったものの、後続が断たれて2アウト満塁となり、流れを手放すのではないかと思いました。
ところがそこから連続押し出しで2点が転がり込むという幸運で4対0になります。ここまでの流れだけを見ると楽勝かと思ったのですが……。
6回のバファローズはピッチャー加藤のまずい守備もあって5連打が飛び出し、2点を返されてなおもノーアウト満塁という絶体絶命のピンチを迎えます。
ここでバッターはピッチャーゴロを放つもピッチャー鍵谷はファンブル。お手玉しながらなんとかキャッチャー大野にトスをして大野はランナーにタッチします。しかし判定はセーフ。ところが抗議を受けてビデオ検証した結果、アウトに覆ります。これで息を吹き返した鍵谷はつづく2人を三振にしとめました。
その後は毎回ピンチの連続でした。7回には石井が2人のランナーを出すものの後続を抑え、8回はここのところ抑えに回って大活躍をしていた谷元が1点を取られて1点差に詰め寄られ、最終回は右足の怪我が痛々しい宮西が出てきます。
ところがこの宮西もピンチを背負ってしまいました。それでもなんとか2アウト1、2塁にして迎えた中島の一打は強烈なピッチャーライナーでした。抜けたかと思った瞬間、差し出した宮西のグラブに白球は収まっています。まさに勝利への執念で掴み取ったという表現がぴったりです。
今朝の北海道新聞を見ると、その瞬間の写真がしっかりと載っていました。注目したのは宮西の顔です。あれだけの当たりなのに顔を背けるでもなく、しっかりと目を見開いてボールを見ていました。気迫溢れるプレーでした。
先日のホークスとの決戦でも、あわやサヨナラというあたりを40メートルの背走でスーパーキャッチをした陽のプレーといい、優勝への流れは確実にファイターズに向いていると感じさせるプレーです。
一方のホークスは、2点リードしたものの追いつかれて延長戦に突入し、ノーアウト1塁の場面で飛び出した痛恨のミスが命取りとなりました。送りバントを内川がファンブルしてそれを拾ったスアレスが痛恨の悪送球をしてノーアウト2、3塁となります。そのあと1アウト満塁までしたものの、サヨナラタイムリーを打たれてしまいました。
ということでいよいよ今日、4年ぶりの優勝を見ることができるかどうか。またテレビの前で応援したいと思います。
でも今日は吉川だからなあ……。
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