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ツール・ド・ポンポン山2016夏 (2016-8-9 5:54:16)
この日は、珍しいことに、相方が子供を連れて買い物に行くから「一人で走りに行くなり好き勝手してよい」とのご宣託を受けたので、まっこと久しぶりにポンポン山まで走りに行くことにした。
ただ、この猛暑で街中のランはやりたくなかったので、上の口バス停まで自転車で行くツール・ド方式(勝手に命名)で向かう。行きは上り基調のため、案の定脚カクカクになりながらランニングをスタート。
走り出してみると、木陰に覆われたところは暑さもしのぎやすい。街中でうるさく鳴きわめくクマゼミはいなくなり、ミンミンゼミとアブラゼミ、時々ツクツクボーシの鳴き声。さらに薄暗い林の向こうからはヒグラシのカナカナという鳴き声まで聞こえてきた。
セミの鳴き声以外に気になる音が虫の羽音。プーンというのは蚊だからほっといてもまあ知れているが、ブーンという音は蜂かアブかブヨだ。本山寺での休憩中、足にチクッとされたので反射的にひっぱたいたら、驚くほどでかいアブだったのでドン引き。見えていたら叩くのを躊躇するぐらいの大きさだった。
なお、本山寺では、いつも閉ざされている本堂の扉が開いていて、中にある本尊も垣間見ることができた。
山頂に到着。看板の下に温度計が設置されているのを見ると、気温31℃。しのぎやすいはずである。
山頂からの景色は、市街地の方があまりの暑さでゆだっているかのごとく霞んで見える。
山頂をぐるっと見回した様子を動画でも記録。
いつもと違っていると気づいたことは、コース脇の木々の一部が、ビニールラップのようなものでぐるぐる巻きにされていたこと。「ナラ枯れ防止実験」と書かれていた。よく冬に見かけるこも巻きみたいなものだろうか。
軽食は持たずに来たが、頂上あたりで早くもガス欠気味になった。飛ばすと余計に糖質を消費するので、極力ゆっくり目で進み脂質を燃やすよう気をつける。そもそも、脚力が衰えているのでそれ程速くは走れないのだが。
上の口バス停まで戻ってきて、ようやく糖分補給。普段は飲みたいと思わない、チェリオ自販機の毒々しそうなパッケージの炭酸飲料が、こういう時は無性に飲みたくなる。
帰りはほとんど下りの道を自転車で転がる。この酷暑の街中を走るのは無意味だ。頑張って自転車で行ってよかった。