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link サロマ湖100kmウルトラマラソンへの挑戦 サロマ湖100kmウルトラマラソンへの挑戦 (2024-11-22 18:00:06)

feed サロマ2016完走記(4) (2016-7-17 15:25:34)
50km 05:33:36 0:51:24
関門が100キロの制限時間の半分の6時間30分に対して
約1時間の貯金。
最低30分は欲しいところであるが、
この貯金は申し分ない。

天気は予報に反して日中も時々雨が降っている。
シューズはぐしょぐしょである。
次の目標は55キロエイド。
ここでもソックスを用意してある。
予定では雨が上がった道路で乾いたソックスのつもりが
そうならないようだ。
どうも今年の僕は雨男だ。
足のマメさえなければ雨は悪くないんだけどね(苦笑)

相変わらず、少しずつ前の選手を追い抜くいいペース。
走る足そのものは大丈夫だ。

55キロエイド。
荷物を受け取る前に、給食。
ゼリーをそのまま受け取り、バッグに入れる。
俵おにぎりを一つ頂く。
「ホタテはこっちだっけ?」
そう確認したのは言うまでもない。

給水でロキソニン、ガスター10してから荷物を受け取る。
サプリ類をバックに補給して、替えのソックスを取り出す。
ソックスを脱いだ。
足の状態は・・・
もうかなりやばい感じ。
足指のテーピングは役に立ってない。
足裏テープも剥がれていたので
全てのテープを剥がした。

予備のテープはない。
足をタオルで拭いて替えのソックスを履く。
このソックスも同じ物。
故障カメラも復活しないと思い返す袋に詰めた。

シューズのひもを少しきつめに締めた。
エイドを後にした。
りんごちゃんがいたので、エアサロをハムにしてもらった。
ありがとう!

さて、久しぶりにここから、
iPodを装着。
初サロマ同様、ここから気持ちは攻めのつもりだ。
リスタート早々登りであるが、
いいペースで走れている。

しかもおなかがグーグー鳴っている。
お米を食べたからか?
もっと胃が食べたいと言っている。
こんな事始めて、なにか強い味方を得たような気分だ。

60km 06:50:58 1:17:22

60キロ旧関門7時間35分に対して、45分の貯金である。
コースはサロマ湖を左に見るいつも辛い区間。
ここからいよいよウルトラらしくなる。
走力より強い意志が勝る頃だ。

40キロ過ぎてからほとんど抜かれることはない。
少しずつ前の選手を追い抜いている。
ますます気分は乗ってくる。
しかし足の指のマメがかなり生長しているようだ。
無視できない痛さになってきた。

エイドで立ち止まった後とか、
ペースが安定しないときはとにかくいたくなってきた。
スピードが安定すると、あまり痛くないのが不思議だ。
自然に痛くない走りを会得したと言うことか?
多分違うと思うが今日はこの走りでごまかせば御の字。
そしてどこまで稼げるか?

2年前のリタイヤポイント64キロを通過
ちょっとうるうるした。
気持ちが切れたとたん、歩く力もなくなった事を思い出す。
今は気持ちだけならかなり好調だ。
心拍も少し高い状態を維持している。
少しはーはー言いながらずーと走れている。

いつもなら長居する65キロエイドも
その先の魔女の森も
走りに専念。
メガネはすぐに水滴だらけ、
はっはーはっはーと言いながら一人悦に入った走りをしているのは
僕だ。
音楽を聞いているからもあるが、
この先足がどうなるか判らないので、
僕的には、リミッターを外して、
「行けるところまで飛ばせ〜」
そんな気持ちだった。

浜佐呂間に到着しても変わらず、
斉藤商店も温かいお茶だけ頂いて
ほとんどスルー
次のサロマニアンでは
名物屋根上の大漁旗が玄関前に・・・
これも珍しい光景として目に焼き付くことにした。

次のエイドはベーグルが初登場と記憶していたが
果たして見たのか、食べたのかの記憶もない。


雨はいよいよ強くなってきた。


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