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現状の 力出し切る 全力走〜北ガスグループ6時間リレーマラソンin札幌ドーム2016完走記7 (2016-7-26 21:36:35)
(7)挑戦の5周目
てるきちさんからタスキを受け取りました。残り時間は53分あまりです。これまでのタイムを考えると、どれだけ頑張っても時間内に私までタスキがやってくることはなさそうです。
ということでこれが私の最後の周回です。ここまではおそるおそる走ってきたという感じですが、最後の周回は全力で走ることにしました。前の周回に続いて笑顔を忘れずに。
気合が空回りすると上向きに蹴ってしまい、頑張っている割にはスピードが上がらないということになります。それだけは避けるように、蹴ることよりも足を前に伸ばすことを意識して走ります。
問題は最初の急坂です。張り切りすぎてオーバーペースになるとここですべてを使い果たしてしまいます。この7度の上り坂はあまり気負いすぎずに走るように心がけました。
それでもこのトンネルを抜けると息が上がってしまっています(笑)。あとはもうこんなに苦しい場所はないから大丈夫!と自分に言い聞かせながら足を前に運びます。
笑顔を心がけているものの、傍から見ると引きつったような顔になっているでしょう。でも自分が笑顔だと思えばそれでいいのです。寄せられる声援には必死で応えながら前に進みます。
でももどかしさを感じる走りとなっています。上に跳ばないように気をつけて足を前に運ぶように心がけているのですが、思うようにスピードが上がりません。こんなはずじゃないと思いながら走っていましたが、私の頭にあった姿はおそらく全盛期の自分だったのでしょう。
給水所にはもうメロンモナカはありませんでした。私は何も受け取らずに通過しました。
道幅の狭いゾーンでは後方から追い越してくるランナーに気をつけながら、私も前のランナーを抜きにかかります。そうしてようやくドームの入り口に達しました。
ここから最後のアリーナは全力疾走に切り替えました。もうこのあとは走らなくていいのですから。自分のすべてを出し尽くす走りをして、キジムナーRCさんにタスキを渡しました。
私はそのままウォーミングアップゾーンへ行き、そこで四つん這いになります。もう立っていられないくらいに消耗しました。そのくらい全力で走りました。その結果が9分54秒というラップタイムに現れました。この日の自分のベストラップです。キロ5分を切るペースで走れたことに大満足の周回でした。今の力を出し切る全力走でした。
その後もめいめいが最後の周回を駆け抜けました。
31周 キジムナーRC 9分47秒
32周 さちこ 12分33秒
33周 daro 9分18秒
34周 フリージア 10分57秒
フリージアさんからてるきちさんにタスキがつながり、まもなく6時間を迎えました。そのため最後のてるきちさんの周回は記録に残りませんが、てるきちさんもしっかり6周回目を回ってきました。
LRS北海道の記録は34周(5時間59分17秒)で順位はちょうど200位です。トビ賞があれば……。
終了後は電車の都合で打ち上げに参加できないさちこさんと札幌駅で別れ、駅近くの店で打ち上げです。ここにはリレーマラソンに参加できなかった山の河童さんも合流して健闘を称えあいました。
そしてまた来年も6時間の部に参加してたっぷり走ろうと誓い合ったのです。
ということで、わがチームは来年もまた6時間の部に参加します!(おわり)
(1)忘れ物
(2)走り出す
(3)上出来の1周目
(4)ご褒ビの2周目
(5)撮影の3周目
(6)笑顔の4周目
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