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井村久美子(池田久美子)さん (2016-6-25 20:13:09)
昨日から陸上の日本選手権が始まっていて、NHKの中継を見ています。
昨日は室伏重信さんがゲストで出演していて、室伏広治選手の引退宣言に驚いていた姿が印象的でした。
そして今日は、なんとも懐かしい顔が見られました。
その方の名は井村久美子さん。でも私にとっては、旧姓の池田久美子さんといった方がなじみがあります。
ある意味、日本選手権といえば真っ先に思い浮かぶのがこの井村さんが出場していた2005年の女子走り幅跳びです。
まず走り幅跳びの基本的なルールとして、全部で6回の跳躍が行われます(4回目以降に進めるのは上位8位以内だけ)。そのうちのベスト記録での争いとなりますが、記録が並んだときは2番目の記録で優劣を決めます。そして2番目の記録も並んだときは3番目の記録……ということで順位が決まるわけです。
このときの女子走り幅跳びは、池田久美子選手と花岡麻帆選手のマッチレースとなりました。
池田選手は、
1回目 6m24cm
2回目 5m02cm
3回目 6m60cm
となり、ここまでの記録は6m60cmとなりました。
一方の花岡選手は、
1回目 6m30cm
2回目 6m40cm
3回目 6m57cm
と、6m57cmで2位につけました。
4回目、先に跳んだ花岡選手は6m61cmと記録を伸ばし、池田選手を1cm上回ります。一方の池田選手は6m41cmと記録を伸ばせませんでした。
5回目の花岡選手は6m43cmと記録を伸ばせませんでした。ここで池田選手は6m69cmと記録を伸ばし再逆転します。
いよいよ最後の1回となりました。しかしここから信じられないドラマが始まります。
花岡選手の最終跳躍は池田選手の記録と並ぶ6m69cmでした。セカンド記録を比較すると花岡選手は6m61cmで池田選手は6m60cmです。セカンド記録の1cm差で優勝が決まってしまうのか?という場面での池田選手の最終跳躍。ところが信じられないことに、ここでNHKの中継が終わってしまいます。これほどの名勝負をどうして延長してくれないのかと、私は呆然としました。
でその池田選手の最終跳躍はどうだったかというと、6m61cmだったのです。なんと、これでセカンド記録も並んでしまったのです。
結局サード記録の勝負となり、池田選手が6m60cm、花岡選手が6m57cmで、サード記録のわずか3cm差で池田選手が優勝となりました。
2008年の女子10000mでの渋井、赤羽、福士のデッドヒートも忘れられない名勝負ですが、私がこれまで見た一番の名勝負は2005年の女子走り幅跳びです。
さてこのあとの男子100mもとっても楽しみです。
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昨日は室伏重信さんがゲストで出演していて、室伏広治選手の引退宣言に驚いていた姿が印象的でした。
そして今日は、なんとも懐かしい顔が見られました。
その方の名は井村久美子さん。でも私にとっては、旧姓の池田久美子さんといった方がなじみがあります。
ある意味、日本選手権といえば真っ先に思い浮かぶのがこの井村さんが出場していた2005年の女子走り幅跳びです。
まず走り幅跳びの基本的なルールとして、全部で6回の跳躍が行われます(4回目以降に進めるのは上位8位以内だけ)。そのうちのベスト記録での争いとなりますが、記録が並んだときは2番目の記録で優劣を決めます。そして2番目の記録も並んだときは3番目の記録……ということで順位が決まるわけです。
このときの女子走り幅跳びは、池田久美子選手と花岡麻帆選手のマッチレースとなりました。
池田選手は、
1回目 6m24cm
2回目 5m02cm
3回目 6m60cm
となり、ここまでの記録は6m60cmとなりました。
一方の花岡選手は、
1回目 6m30cm
2回目 6m40cm
3回目 6m57cm
と、6m57cmで2位につけました。
4回目、先に跳んだ花岡選手は6m61cmと記録を伸ばし、池田選手を1cm上回ります。一方の池田選手は6m41cmと記録を伸ばせませんでした。
5回目の花岡選手は6m43cmと記録を伸ばせませんでした。ここで池田選手は6m69cmと記録を伸ばし再逆転します。
いよいよ最後の1回となりました。しかしここから信じられないドラマが始まります。
花岡選手の最終跳躍は池田選手の記録と並ぶ6m69cmでした。セカンド記録を比較すると花岡選手は6m61cmで池田選手は6m60cmです。セカンド記録の1cm差で優勝が決まってしまうのか?という場面での池田選手の最終跳躍。ところが信じられないことに、ここでNHKの中継が終わってしまいます。これほどの名勝負をどうして延長してくれないのかと、私は呆然としました。
でその池田選手の最終跳躍はどうだったかというと、6m61cmだったのです。なんと、これでセカンド記録も並んでしまったのです。
結局サード記録の勝負となり、池田選手が6m60cm、花岡選手が6m57cmで、サード記録のわずか3cm差で池田選手が優勝となりました。
2008年の女子10000mでの渋井、赤羽、福士のデッドヒートも忘れられない名勝負ですが、私がこれまで見た一番の名勝負は2005年の女子走り幅跳びです。
さてこのあとの男子100mもとっても楽しみです。
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