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札幌〜支笏湖ウルトラチャレンジ70km 大会終了 (2016-6-10 23:19:55)
一部で存続が危惧されていましたが……。
アスリートクラブが主催する札幌〜支笏湖ウルトラチャレンジ70km(通称ウルチャレ)は、札幌市真駒内から支笏湖を往復する70kmのコースを、制限時間10時間以内で走るというウルトラマラソンで、昨年まで14回行なわれてきました。しかしそのコースはなかなか険しく、特に支笏湖で折り返してすぐにあるアップダウンは涙なくして上れないほどの坂道でした。
私もこれまで何度かエントリーしましたが、開催時期が9月ということもあり、北海道マラソンで完全燃焼した年は心身の回復が遅れてDNSとなることも多く、なかなかスタートラインにつくことはできませんでした。第5回、第9回、第10回の3回だけ出場できて、そのいずれも完走しました。
距離は70kmとサロマより30km短いのですが、コースが厳しいことも相まって、この大会を完走できればサロマの100kmも完走できる、という法則も私の中ではできていました。事実、第9回の翌年はサロマをDNSとなりましたが、第5回と第10回の翌年はサロマでも完走できました。
ただ近年では北海道マラソン後のダメージがますます大きくなってきたこととサロマにもエントリーをできなくなってきた関係から、エントリー自体を見送るようになっていました。
そんなウルチャレを大きな不運が見舞ったのは、2014年9月のことでした。道央地方を襲った大雨により、大会のコースとなっていた国道453号は大きく被災してしまいました。そのため大会での使用は不可能となり、この年は急遽コースを変更して大会が開催されました。
国道453号の車道部分は2週間ほどで開通しましたが、コースとなっている歩道の部分はなかなか開通の見通しも立っていません。そんな中、昨年もコース変更をして第14回大会が行なわれました。
しかし被災からやがて2年となる今になっても、開通の見通しはたちません。そんな状況の下で、大会終了のお知らせが昨年の参加者に送られてきたようです。
ハードなコースに弱音を吐こうとしても、それぞれ趣向を凝らしたエイドステーションにいる走友たちからの温かい叱咤激励によって無理やり走らされる、もとい、走る気持ちを呼び覚ましてくれる素敵な大会でしたが、いざこうして終わりを告げるとなると非常に残念です。
アスリートの風が終了してウルチャレも終了して……時代の移り変わりを感じてしまいました。
『うつ病ランナー サロマを走る』 絶賛発売中です。
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私もこれまで何度かエントリーしましたが、開催時期が9月ということもあり、北海道マラソンで完全燃焼した年は心身の回復が遅れてDNSとなることも多く、なかなかスタートラインにつくことはできませんでした。第5回、第9回、第10回の3回だけ出場できて、そのいずれも完走しました。
距離は70kmとサロマより30km短いのですが、コースが厳しいことも相まって、この大会を完走できればサロマの100kmも完走できる、という法則も私の中ではできていました。事実、第9回の翌年はサロマをDNSとなりましたが、第5回と第10回の翌年はサロマでも完走できました。
ただ近年では北海道マラソン後のダメージがますます大きくなってきたこととサロマにもエントリーをできなくなってきた関係から、エントリー自体を見送るようになっていました。
そんなウルチャレを大きな不運が見舞ったのは、2014年9月のことでした。道央地方を襲った大雨により、大会のコースとなっていた国道453号は大きく被災してしまいました。そのため大会での使用は不可能となり、この年は急遽コースを変更して大会が開催されました。
国道453号の車道部分は2週間ほどで開通しましたが、コースとなっている歩道の部分はなかなか開通の見通しも立っていません。そんな中、昨年もコース変更をして第14回大会が行なわれました。
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