レヴァインのマーラーって実は10番（クック版のＬＰ）しか聴いたことがありませんでした。別に避けていたわけではないのですが．．。マーラーファンから怒られそう．．。

先日、お茶の水のディスクユニオンに寄ったら、「復活」「千人」以外の選集が1500円ほどで売られていて、びっくりして購入しました。、まず５番を聴きました。
実はこのレヴァインのマラ５は前々から聴いてみたいと思っていました。高校時代、初めて実演に接したマーラー５番は、河地・ワグネルによる演奏でした（新宿文化センター）。
もう約35年前なんですが、よく覚えています。税所さんもその場にいたらしい。

その時の曲目解説プログラムに「レヴァインのマーラー５番のレコードで目を覚ました」という文が載っていました。

当時はマーラーはこれから！という感じで、今のような新譜乱発のような感じではなかったと思います。今回、ようやくこのレヴァインのマラ５を初めて聴いたわけで。
冒頭から金管が底抜けに明るいというか、音の抜けがいいですね。鈍い音がしない。
解釈上、敢えて鈍い音で表現する演奏もあって、私はそれも好きなのですが、このレヴァインのマーラーも説得力あるような。

久々に素敵な演奏に出逢えました。高校時代から聴きたかった演奏。ようやく叶いました(^^;)。