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マラニック 今の自分に ふさわしく〜第2回えべおつ丘陵地マラニック完走記4 (2016-5-21 7:14:58)
(4)たくさんのお土産
エイドを過ぎるとまもなく12kmの表示がありました。残りは4kmです。いまのところはまだ足も大丈夫ですが、この先にきついところが残っているという話を聞かされています。まだまだ油断はできません。
道央自動車道の下をくぐり、田園風景の中をのんびり走って進みますと、やがて舗装道路と合流します。するとそこには歩いている参加者が大勢います。ちょこっとコースと合流しました。
参加者のスタイルを見ても、走る人より歩く人のほうが多いようです。たしかに今回のコースも一部はフットパスコースを利用していますし、フットパスの催しは年に何度も行なわれています。フットパスを歩くことは、この地域には根付いているのかもしれません。
合流してまもなく、最後のエイドがありました。ここでは絵葉書と農家が作った北海道グラノーラ『nola』が配られていました。これもありがたく頂戴し、スポーツドリンクで喉を潤してからコースに戻ります。
歩いている参加者の邪魔にならないよう、しっかりと交わしながら先に向かいます。そろそろ空腹も感じており、早くゴールしたいという気持ちにもなっていました。
道央自動車道にかかる橋を渡るとすぐに左の細い道に入りました。すでに14kmを過ぎ、残りは2kmを切っています。今年の最高走行距離を超えているだけに若干の疲れは感じていますが、この分だと楽なままで終われそうです。
と気を抜くとろくなことはありません(笑)。ここからが素晴しいコース設定でした。
あとで確認したところ、このあたりの標高は90mくらいです。そして丸加高原伝習館は150mくらいです。単純に考えても2km弱で60m上らねばなりません。普段の練習コースの中には最後の1kmで30m上るという坂があるコースもあります。その坂をそのままもう1km走るということですから、最後の最後に難所が待っていたということです。
しかし私はそんなことを知りません。ただ最後になってずいぶん上りが続くなあと思っていただけでした。
道端の名も知らぬ花を撮りながらゴールを目指します。
せっせと坂を上りながら行くと、またもやふりかえりビューポイントがありました。振り返ってみると遠くに山々がきれいに見えます。でもそれよりも、今まで走ってきた道が思った以上にきつい上りだったことを知りました。
写真を撮った後、ふたたびゴールを目指します。コースは山の道の遊歩道のような道となりました。相変わらず上り続けるきつさです。序盤から押さえて走っていたので足は残っています。だから助かりましたが、前半で足をなくしていたらこの終盤の上りの連続には耐えられなかったかもしれません。そういう点でも、実に面白いコースです。
森の中をゆっくり走っていると、ウグイスの鳴き声も聞こえてきました。なんとも素敵な時間です。
森を抜けてしばらく走るとゴールが見えてきました。ゲートの前で写真を撮っている人もいたので、撮り終えるのを待ってからゴールです。
ゴールをするとお茶とジンギスカンの引換券とコーンスープの引換券をいただきました。エイドでもらったお土産を含めて実にいろいろなものをいただきました。
着替えてからジンギスカンとコーンスープを美味しくいただきました。
帰る途中で翌週に控えている菜の花まつりの菜の花畑会場に立ち寄りました。まだ3分咲き程度ということでしたが、それでもそこそこに咲いていました。
初めて出たマラニックの大会。ランニングのウェアで出たら恥ずかしさを感じるということも学習しました(笑)。
景色や話を楽しみ、ときには立ち止まって写真を撮り、タイムも順位も気にせず走る。こういうランニングスタイルというのもいいものです。これならば、故障と練習不足に悩んでいる今の私にも合っています。
来年も出ようかなあ。そんなことを考えながら帰路につきました。(おわり)
(1)がっつりアスリート
(2)りんごジュース
(3)ランナー
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