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マラニック 今の自分に ふさわしく〜第2回えべおつ丘陵地マラニック完走記1 (2016-5-16 21:40:40)
(1)がっつりアスリート
昨年11月から4ヶ月以上も走らずに過ごした私。1999年に走り始めてから、途中で2度の手術・入院も経験しましたが、そのときでさえこれほど長く走らないことはありませんでした。
雪が消えてからおそるおそる走り始めてみましたが、自分が思った以上に衰えていることを知り愕然としました。ただでさえ、昨年は3レース走ったマラソンも30キロ前後で歩いてしまうレースばかりでランナーとしての能力の衰えを感じていました。いまではさらに能力も衰え、すっかりセカンドビギナーになってしまいました。
そんな中でどの大会から走り始めるか、今年は大いに悩みました。6月の利尻島一周悠遊覧人Gにはエントリーしています。この大会は55キロを制限時間10時間ですから、その大半を歩いたとしてもゴールできるでしょう。でもこの大会が初戦というのはさすがにリスクが大きいと思えます。日刊スポーツ豊平川マラソン、憲法記念ハーフマラソン、ノーザンホースパークマラソン。これらハーフマラソンのいずれかに出ようと検討を開始していました。
ところがそんなとき、札幌に行ってチカホを歩いていると、えべおつ丘陵地マラニックのPRに遭遇しました。昨年から始まったこの大会については存在は知っていたものの参加の検討はしたことがありませんでした。でも今の私にはマラニックの16キロというのはちょうど手ごろです。パンフレットを受け取って検討を始めました。
ちなみにマラニックというのはあまり聞いたことがない言葉かもしれませんが、マラソン+ピクニックの造語です。タイムや順位を気にすることなくピクニック感覚で走ろうというものです。もちろん、この大会もタイムや順位の計測はありません。
がっつり丘陵コース(約16km)、ちょこっと丘陵コース(約9km)、ユニバーサル丘陵コース(約5.5km)があり、がっつり丘陵コースには限定50名のアスリートマラニックもあります。
さすがに今の私は「アスリート」という名前は似つかわしくありません。でもその内容をよくよく読んでみると、
『マラソン熟練者、ランニング愛好家など日頃から運動に慣れ親しんでいる方向け。
いつもの練習場所(競技場や道路など)を離れ、野山を走ったり歩いたりして体を癒してみませんか。
ガイドランナーが、スタート後は 6分〜7分/kmで、途中から複数のペースに分かれて先導します。コースの景観や参加者同士の交流を楽しみながら、走力や体調に合わせてそれぞれのペースでゴールを目指してください』
6分から7分のペースなら、今の私でも走れるような気がします。アスリートという言葉には抵抗がありますが、ランニング愛好家のひとりとして参加資格はありそうです。ということで、アスリートマラニックに申し込みました。
しかし、ゼッケン引換証が送られてきて私は後悔をすることになります。
多分、「がっつり丘陵コース」の「アスリートマラニック」を略したのでしょうが、そこに書かれている文字は「がっつりアスリート」。
いやいや、違うから。がっつりアスリートじゃないから。急に気恥ずかしくなって緊張が高まる私でした。
ちなみにこの大会の種目区分を書きますと、アスリートマラニックのほかにマスターマラニック、ファミリー&サークルマラニック、ユニバーサルマラニックがあります。
マスターマラニックはガイドがついて、先導するガイドと一緒にマラニックを深く楽しく味わうというものです。この大会に参加した回数に応じて、ゼッケンの背景色がグレードアップしていきます(第1回大会からのカウントになります)。
ファミリー&サークルマラニックにはガイドがつかず、家族や友人、職場の仲間などグループで参加する場合にオススメの種目です(一人でも参加できます)。スタート後はグループ内はもちろん、他の参加者との交流も楽しみながら、それぞれのペースでマラニックを堪能できるというものです。
ユニバーサルマラニックはユニバーサル丘陵コース限定でガイドはつきません。コース全行程が舗装道路なので介助者を伴っての車いすや視覚障がい者の方の走行に適しています。身体に障がいを持っている人や体力に自信の無い方も安心して参加できるコースです(参加者1名につき、同伴者1名の参加が必須です)。往復約5.5kmのコースですが、体調などに合わせ、いつでも折り返して戻ってくることができるという設定になっています。コース内には介助等を手伝うサポートスタッフを配置するということなので、安心して参加できます。
これらをわかりやすく書くと、こんな感じです。
◎がっつり丘陵コース(約16km)
・アスリートマラニック
・マスターマラニック
・ファミリー&サークルマラニック
◎ちょこっと丘陵コース(約9km)
・マスターマラニック
・ファミリー&サークルマラニック
◎ユニバーサル丘陵コース(約5.5km)
・ユニバーサルマラニック
どうせマラニックを楽しむのならこの雰囲気を記録するために新兵器も用意しました。ウェアラブルカメラです。そんな私の期待に応えて、天気もよくなりそうです。そして大会当日を迎えました。(つづく)
『うつ病ランナー サロマを走る』 絶賛発売中です。
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昨年11月から4ヶ月以上も走らずに過ごした私。1999年に走り始めてから、途中で2度の手術・入院も経験しましたが、そのときでさえこれほど長く走らないことはありませんでした。
雪が消えてからおそるおそる走り始めてみましたが、自分が思った以上に衰えていることを知り愕然としました。ただでさえ、昨年は3レース走ったマラソンも30キロ前後で歩いてしまうレースばかりでランナーとしての能力の衰えを感じていました。いまではさらに能力も衰え、すっかりセカンドビギナーになってしまいました。
そんな中でどの大会から走り始めるか、今年は大いに悩みました。6月の利尻島一周悠遊覧人Gにはエントリーしています。この大会は55キロを制限時間10時間ですから、その大半を歩いたとしてもゴールできるでしょう。でもこの大会が初戦というのはさすがにリスクが大きいと思えます。日刊スポーツ豊平川マラソン、憲法記念ハーフマラソン、ノーザンホースパークマラソン。これらハーフマラソンのいずれかに出ようと検討を開始していました。
ところがそんなとき、札幌に行ってチカホを歩いていると、えべおつ丘陵地マラニックのPRに遭遇しました。昨年から始まったこの大会については存在は知っていたものの参加の検討はしたことがありませんでした。でも今の私にはマラニックの16キロというのはちょうど手ごろです。パンフレットを受け取って検討を始めました。
ちなみにマラニックというのはあまり聞いたことがない言葉かもしれませんが、マラソン+ピクニックの造語です。タイムや順位を気にすることなくピクニック感覚で走ろうというものです。もちろん、この大会もタイムや順位の計測はありません。
がっつり丘陵コース(約16km)、ちょこっと丘陵コース(約9km)、ユニバーサル丘陵コース(約5.5km)があり、がっつり丘陵コースには限定50名のアスリートマラニックもあります。
さすがに今の私は「アスリート」という名前は似つかわしくありません。でもその内容をよくよく読んでみると、
『マラソン熟練者、ランニング愛好家など日頃から運動に慣れ親しんでいる方向け。
いつもの練習場所(競技場や道路など)を離れ、野山を走ったり歩いたりして体を癒してみませんか。
ガイドランナーが、スタート後は 6分〜7分/kmで、途中から複数のペースに分かれて先導します。コースの景観や参加者同士の交流を楽しみながら、走力や体調に合わせてそれぞれのペースでゴールを目指してください』
6分から7分のペースなら、今の私でも走れるような気がします。アスリートという言葉には抵抗がありますが、ランニング愛好家のひとりとして参加資格はありそうです。ということで、アスリートマラニックに申し込みました。
しかし、ゼッケン引換証が送られてきて私は後悔をすることになります。
多分、「がっつり丘陵コース」の「アスリートマラニック」を略したのでしょうが、そこに書かれている文字は「がっつりアスリート」。
いやいや、違うから。がっつりアスリートじゃないから。急に気恥ずかしくなって緊張が高まる私でした。
ちなみにこの大会の種目区分を書きますと、アスリートマラニックのほかにマスターマラニック、ファミリー&サークルマラニック、ユニバーサルマラニックがあります。
マスターマラニックはガイドがついて、先導するガイドと一緒にマラニックを深く楽しく味わうというものです。この大会に参加した回数に応じて、ゼッケンの背景色がグレードアップしていきます(第1回大会からのカウントになります)。
ファミリー&サークルマラニックにはガイドがつかず、家族や友人、職場の仲間などグループで参加する場合にオススメの種目です(一人でも参加できます)。スタート後はグループ内はもちろん、他の参加者との交流も楽しみながら、それぞれのペースでマラニックを堪能できるというものです。
ユニバーサルマラニックはユニバーサル丘陵コース限定でガイドはつきません。コース全行程が舗装道路なので介助者を伴っての車いすや視覚障がい者の方の走行に適しています。身体に障がいを持っている人や体力に自信の無い方も安心して参加できるコースです(参加者1名につき、同伴者1名の参加が必須です)。往復約5.5kmのコースですが、体調などに合わせ、いつでも折り返して戻ってくることができるという設定になっています。コース内には介助等を手伝うサポートスタッフを配置するということなので、安心して参加できます。
これらをわかりやすく書くと、こんな感じです。
◎がっつり丘陵コース(約16km)
・アスリートマラニック
・マスターマラニック
・ファミリー&サークルマラニック
◎ちょこっと丘陵コース(約9km)
・マスターマラニック
・ファミリー&サークルマラニック
◎ユニバーサル丘陵コース(約5.5km)
・ユニバーサルマラニック
どうせマラニックを楽しむのならこの雰囲気を記録するために新兵器も用意しました。ウェアラブルカメラです。そんな私の期待に応えて、天気もよくなりそうです。そして大会当日を迎えました。(つづく)
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