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【2016.5.4 第28回 春日部大凧マラソン 運営面】 (2016-5-8 17:24:09)
完走記は後ほどに。まずは今回の大会運営についての感想を。
今回、朝まで暴風雨で、陣地を体育館に決定。体育館は相当な混雑が予想されるため、大会会場の最寄り駅(南櫻井駅)には午前6:40に到着した。
シャトルバスは7:00が始発。
(1)駅にバスどころか係員がいなかった
7:00に始発を出すのならば6:45には係員は集合し、「バス乗り場」等の看板設置や誘導をするのが基本行動だと思う。しかし今回、駅を降りてロータリーに出ても、
係員はいなく、バスをどこで待てばいいのか?も全くわからず。私と同様に早めに現地入りしようと来たランナーが、「バスはどこで待つのか?」と右往左往。
「も、もしや大会中止か?」
という声も聞こえてきた。「大会はやるだろう」という声が多く、集まってきたランナー達で、「とりあえず、ここで並びましょう」と話し合う有様(^^;。
そしてバスが7時過ぎにやってきたのだが、驚いたのは、「バス乗り場」等の表示板を持った方々が続々と降りてきたのだ。
おいおいおい!!ただ、この係員さん達にキレても仕方がない。彼らは7時集合と言われていたようだ。オッサンランナー数人がキレていたが、「まぁまぁ..」となだめる方もいて(^^;。
(2)体育館は8時開門だった。
バスが会場に着くや、体育館に向かって各自が荷物を持ってダッシュ!ブルーシートを手に走る方もいた。
長島さんのような猛ダッシュを見せて突っ込んで行く方が多く、私は早々に後方へ。
しかし体育館ロビーに入るや、既にランナー多数(車で来た方々)。「体育館内は8時から入れます」という張り紙に絶句!
おいおいおい!!どういうことなんだぁ。またキレるオッサンランナー達。話を聞くと
「体育館内に置いていたテント等を8時までに運び出すように指示されていた」とのお話。
う〜ん。シャトルバスは7時始発。駐車場に入れるのも同時刻。しかし体育館は8時って、どうなってんだぁ!「春日部」の悪口があちこちから聞こえてきた。トホホ。
しかも待っているランナー達への整列も無し。仕方ないので、またまた、「みんなで落ち着いて並びましょう」というベテランっぽいランナーがまとめてくれて、
8時まで待機した。8時になったら、また猛ダッシュ!今回はハーフ前に、ダッシュ走×2!!
(3)ランナー多すぎ
ハーフは7000人ほどが出走。今年から自己申告タイムのブロック制となったが、あくまで「自己申告」なので、めちゃくちゃだ。これはこの大会に限ったことではないが。
昨年はスタートして踏切位までは混雑で自由に走れなかったが、今年はなんと江戸川堤防まで大混雑だった。とにかく位置取りが精一杯だった。
もう明らかにキャパを超えていると思った。しかも一車線の道ばかり。
(4)給水所パンク
スタートは10時。気温は急上昇。湿度も高く、マラソンには不適な状況でもあった。暴風はもう諦めの境地。
とにかく5km程度で「暑いな!」と感じ、給水所では飲む以外に頭に何度もかけるようにした。他のランナーも同様。紙コップは次々と無くなっていった。
更に突風で水が入ってる紙コップが舞うところもあり、ボランティアの女子中学生、女子高生の悲鳴も聞こえた。
後半の給水所は、私が通過した段階で「紙コップ、なくなってきたわ」というスタッフの声も聞こえた。
間もなく紙コップは無くなったようで、両手に水を受けて飲むランナーも多かったようだ。「異常な天候だった」では済まされない。
この大会は毎年5/4実施で暑いのはわかっているわけで、十分すぎる紙コップ・水の用意はしてほしい。紙コップは余れば来年使えるのだから。
しかし暑かった。例年、シャワー地点があるのだが、今回はバケツに水を入れて、「ドヤー!!」っと、ランナー達にぶちまけるスタッフがいた(^^;。
荒療治だが、助かった。私はバケツ水をもろに左から受けて吹き飛ばされそうになった。もうビショビショだが、すぐに乾いたから恐ろしい。
江戸川堤防は追い風(でも走っている時は単なる無風に感じた)で、陽光が眩しく、また舗装道路からの照り返しが強く、「ん、これはちょっと怖いな」と感じた瞬間があった。
実際、この江戸川堤防部分で意識を失ったランナーが出たようだ。今年も救急車が何台も出動した。数年前は死亡者も出ている。
(5)でもいいところもあった。
(1)〜(4)まで文句を連ねたが、現場のボランティアスタッフ達はよくやってくれたと思う。
8時前から、コース上の雨水をスポンジで取っているスタッフ達がいて、頭が下がった。給水スタッフ、ゴール後の誘導等は問題なかった。
要するにマニュアル作成者が間抜けなわけだ。
(6)今後の要望
(a)出走人数の調整。今更、人数を減らすわけにはいかないだろう。それゆえ、例えば、「100分以内」「100分以上」等で区切り、時間差スタートをすればどうか?
自己申告なので、嘘の申告をする奴もいるだろうが..・
(b)スタートは9時にすべき(時間差スタートなら8:45と9:15)。現在の10時スタートは見直しを。この大会のハーフは3時間制限。つまり午後1時まで最終ランナーを待つ。
午後1時は危険だ。毎年、救急車で何台も出動しているということをもっと意識すべき。大抵の大会では1台や2台だが、この春日部大凧マラソンは毎年、5台以上、出動している。
救急車は呼ばなくても、救護室に運ばれた方はその数倍いたのではないか?
(c)会場トイレの誘導を的確に。「男性用」「女性用」という看板を持ってスタッフが立っていたが、この「男性用」は「小」のトイレのみ。トラブルが起きていた。
大会直前は緊張して、便意を感じたりお腹が少し緩む男性ランナーが少なくない。かといって「大」「小」という看板は露骨だろう。
男性「小」のトイレは別スペースにして、あとは男女兼用のトイレを用意し、それを「男性用」「女性用」と仕切った方がいいと思う。
(d)給水所の準備はかなり余裕を持って。紙コップ、水が無くなるのは危険極まりない。
(e)シャトルバスが7:00始発なら、係員は少なくとも6:45集合に!体育館開放時刻は駐車場受付開始とほぼ同時刻に!
以上、春日部市にもメールしておく(^^;。
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