2000年から参加（最初は5kmの部に出走。翌年からハーフ）、もうこの大会とも長い付き合いになった。地元春日部の大会。運営面は別の頁で記したのでここでは略。

3月の久喜ハーフで久々に1時間41分で走れたので、今回もその勢いで！と思ったが、1時間53分と凡タイムに終わった。
一昨年は1時間46分、昨年は2時間2分、そして今回の1時間53分と、この大会の私のタイムは安定しない。昨年は6月に蓄積疲労等で脚に故障を生じる少し前の出走だった。
この時は脚というより終始、胸に何かむかつきがあって、思うように走れなかった。この大会を1時間30分台で走っていた頃が信じられない。
朝６時半の電車に乗る。南桜井駅までは春日部乗り換えで僅か３つ。駅で平井さんに会う。熊本地震の話を少しする。

会場陣地確保までいろいろあったが、走友の皆さんと合流し、ストレッチ等をしてスタート地点へ。とにかく大混雑だ。
まずは踏切突破が最初の目標。過去、一度もランナーストップに遭遇していない。早く南桜井駅に行こうと思うも、前が詰まっていてなかなか行けない。
なんとか踏切通過。数分後に鳴り出したらしい。

ここを通過すれば、あとはもう地道に走るのみ。しかし、とにかく混雑！第一給水所からしてもう混乱だ。湿度が高く、気温も上がってきて、早くも紙コップ２杯！
堤防前の第一折り返しへ。既に折り返してきたランナー３名から「高橋さん！」と声をかけられるも一瞬で誰だがわからず！すみません！
1人は可愛い女性の声だった。誰？気になって眠れない日々！！

折り返して、中学校前の第二給水所を通過し、江戸川堤防に出るわけだが、ここの給水所も暑さで水を求めるランナー達て大混乱。
バケツ水を次々と「ドヤー！！」っと叫びながらランナー達にぶちまけるスタッフ陣もいてびっくり。こんなエイドは初めてだ！
私は端を走っていたので、もろにバケツ水を受けた。ドリフのギャグみたい。吹き飛ばされそうになった。殆ど、全部の水を受け止めた感じ(^^;。
目が覚めた。そして江戸川堤防に出る。この堤防走は本当にきつい。視線を前に向けると、遙か彼方まで、点のように見えるランナーが見える。
あそこまで走るのか！と毎回思う。そして、橋を潜る。もう堤防走は終わりかと思うや、またしばらく堤防走だ。殆ど田んぼと川しかなく、進んでいるのか？という実感ゼロ。
本当に川沿い走は苦行だ。

強風は止み（追い風になったようだが実感無し）気温は更に上がってきて、ムシムシした感じが強くなってきて、少し不安になった。
ようやく混雑も緩和されたが思うようにスピードが出ない。
堤防を離脱、西に向かうや、急に向かい風との戦いになった。かなり強い向かい風だ。今年の「長野」の五輪大橋レヴェルだ！
もともと、このラスト5km少しは毎年、向かい風に苦しまされるのだが、今年はいつも以上に強かった（近年は毎回そう書いている！）。

先月の「長野」では、このような向かい風に後半は心が折れたのだが、今回はハーフということもあり、まだ脚は前半抑えただけに少し残っているわけで、踏ん張る。
帽子が飛ばされてしまうランナーが何人も！やはりハチマキがお勧めだ！

最終給水所を通過し、最後の直線になるが、私の左前方を走るランナーがサロメチールか何かのスプレーを取り出し、太股に大量に噴射しやがった！！
この向かい風だ！後続の私や周辺ランナーの目にそれが襲ってきて、目にしみて前が走れなくなった。
「ちょっと！勘弁してくださいなぁ！！」と怒りたくなったが、まぁ我慢と走る。涙が少し出た。サロメテロはきつい！
20km地点でもうヘトヘトになった。このあたりで沿道にいる刀水、RESTART、走翔等の走友会メンバーから「ニッポンランナーズ、頑張れ！」と声援をもらった。
そして、きうっちがいた。
きうっちの「ラスト1km、気合いを入れろ！」的な声援は心に強く響き、なんとかペースを上げてようやくゴール。そして一礼。

「いやぁ、今日は疲れた。もう動けない！！」としばし、ゴール地点で膝をついて、もがいた。近年、毎回、このパターン。

1時間53分とは参った。やはり体重だろう。久喜ハーフの時より3kg弱超えている（「長野」後の日々は結構飲んできた）。
記録証をもらって陣地に戻る際に「第2回さいたま国際」の申し込み書を手渡された。
次は７月の多摩川20kmだ。今回の天候で苦戦を強いられた。だ、大丈夫か？？
体育館陣地に戻ってしばし横になって休憩。ケイタローさんやゾウさん等、次々と帰還。
皆さん、異口同音に「今日のレースはきつかった。身体によくない！」！！

大会後は、外で宴会。ケイタローさんとコンビニへビール、ハイボール、いいちこ買い出し。氏とは毎年この時にお会いするのみ。
frunのいろいろなことを話し合う事が出来た。原さん、幸人さんには先日のGWの素敵な催しものの話を聞いて羨ましく思った。
べごさんも今回はマイペースで走られて何より！少し故障しているようなので早く治ることを！きうっちは見事10kmの部、入賞！さすが！

しばし飲みながら談笑し、ふと我に返ると、周辺誰もいない。ランナーも大会関係者も殆ど撤収。
単に公園内でブルーシート敷いて酒を飲んでる怪しいオッサン達になっていた。ただ最終シャトルバスには間に合った！良かった。

幸人さん、べごさんはここで解散。５人で春日部駅近くの日高屋へ！安い！！礒丸水産等はランナー達で満杯だった！日高屋で正解だった。
来年も日高屋で！でも予約出来ないからなぁ。
日高屋のレシートが財布にあった。中生×６、ハイボール×４、生冷酒（300ml）×８！焼き鳥、イカ揚げ、餃子、そら豆等を各２〜３、
更にはラーメンを食べた方が1人。5人で計7500円！
1人1500円会計。店を出ようとすると、haraさんが「いくら？」と言ってきて、「いや、さっきもらいましたよ！！」と答えた。
「あ、そうだっけ？？」と(^^;。あの後、haraさんはケイタローさんと更に赤羽に繰り出したようだが．．。

私は奇跡の帰宅。玄関前でララの強い視線を浴びた。視点が合わず、ララが101匹いるように見えた。飲み過ぎ！！という軽蔑の目だ！今にも飛びかかりそうな目だった！！
すぐ部屋で沈没！！LAP等はあらためて。