frunブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
遷都から2年 (2016-4-24 0:13:37)
早いもので、新都造営からそろそろ2年が経とうとしている。工務店から、2年目点検の案内があったので、各所を見てもらった。
幸いなことに、遷都以降不具合らしい不具合は思い当たることがない。敢えて言うなら風呂の排水口の水はけが、毎週掃除しているにもかかわらずいまいちよくない、という点があったのだが、見てもらっても毛詰まり等の問題はなく、その程度が仕様であるという結論だった。髪の毛取り用にネットを掛けていたのだが、これがかえって流れを遅くする可能性があるとのこと。
壁紙も早ければ1年ぐらいでつなぎ目の部分が裂けてくることもあるそうだが、我が家では見当たらず。唯一見つかったのは、家具転倒防止用の突っ張りポールをかませている近くの壁紙がわずかに裂けているところ。力をかけ過ぎると壁紙境目が裂けるそうだ。ちなみに、幹線道路のそば、線路のそばなどで車両が通るたびに細かく揺れるような家は、振動のせいで壁紙境目がすぐに裂けるのだそうだ。
次に床下を見てもらったが、これも異常なし。アドバイスとしては、年に1回はのぞいてみること、漏水がある場合は床下が濡れているのだそうだ。
また、最近の熊本地震に関連した話で、大きな地震で揺れた後、床下をのぞいてみて、床板を支える鉄の柱の足元と床下ベタ基礎の接着部分を確認するとよいとのこと。特に異変なければ心配なし、接着部分がはがれているようだと、家がジャンプして基礎からずれた可能性があるので、工務店に連絡するべしとのことであった。
続いてクローゼットのアコーディオン扉のチェック。もちろん異常なしなのだが、これもアドバイスとして、この種の扉は重いのに上側2点で支えているだけなので、長年経過すると重みで下がってきて、床側のレールを擦るようになるとのこと。この場合に、上側の吊り下げ部分にあるねじ(画像にも載せているが見づらいかも)を締めることで、扉をすこし持ち上げるという調整ができるのだそうだ。これにより、床を擦ることを解消できるとのこと。
他にもいろいろなヒントをもらった。例えばサッシの開け閉めで少し引っかかるような場合は、シリコン系の潤滑剤を噴霧すると滑らかになる(C-556のような潤滑油は不可なので注意)とか、カビを防止するためには、とにかく頻繁に風通しをよくして湿気を帯びさせないこと、ドアノブが少しガタつくなど軽微な不具合の段階で早めに工務店に連絡した方が、ドアノブが外れてしまうなど重篤な事態になってからよりも安くて済む(工務店のみの対応でできれば無料のケースもある)のだそうだ。今後のための備忘録として今日学んだことを記事に残しておこう。
(関連記事:「新都造営の経過(その2)」)