昨晩、一緒に仕事した取引先の方とお会いしました。　その方とは15年以上の付き合いです。　お互い工場の立上げで苦労した話に花を咲かせた時、ある時取引先の方が少し涙ぐんでいました。
その涙ぐんだ理由は次の通りです。
昔その取引先の設備がトラブルが発生してすぐに私に報告をしてくれました。　その時に「よく報告してくれました。感謝しています」と私が言ったそうです。　そのことを思い出した様です。
かれこれ10年以上の前のことですが、その出来事が感動したそうで客先からそんな事を言われたのは初めてだそうです。
そのトラブルの解決は技術的に難しかったのですが、お互い原因を突き止めて何とか対策しました。　結果的にお互い成長したことになります。　トラブルがお互いにWin,Winの結果となりました。
仕事を進めるに当たり、上下関係等の立場を関係なく「相手に対し敬意を持って仕事を一緒にする」という揺るがない思いは私にはあります。　実はこれは大学時代の恩師の教えです。

その思いは仕事だけではなくマラソン大会でもいつも「主催者に対し敬意を持って参加する」につながっています。
その思いがあれば主催者と共に大会を盛り上げ楽しむことができます。
これからその思いは変わりません。