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  ホーム >> frunブログ集 >> 【第18回長野マラソン完走記(後半)】

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link 高橋のブログ 高橋のブログ (2024-11-9 9:00:05)

feed 【第18回長野マラソン完走記(後半)】 (2016-4-19 22:45:30)

25kmもほほ設定通りで通過。ただ、ここでサブ4のペースランナーに抜かれた。

25km地点に10:53、5分43秒ペースで来たわけだ。これで行くと4時間01分。これから僅かだが、ペースを上げていくのだろう。

私は、自分のペースを死守とし、敢えてついていかなかった(まだ余裕があった。あとで追いつこうと思っていた)。


千曲川を少し走り、いったん、そこから離脱し、一般道路を走る。30km地点もほぼ設定通り!毎回同様に「30km通過!残り12km!」と大声を出して自分に言い聞かせる。
ふたこぶラクダのような2回の起伏も問題なし、再び千曲川へ戻る。32km通過!

しかし、今回の「長野」はここで終わった。少し前を走る4時間ペーサーが遠のいていく。まさに急転直下というべきか、足が前に出なくなった。前に足を出そうという気持ちはあるのだが、
筋肉が反応しない。

ペースは一気に1km:7分台に減衰した。「長野」を走ったことがある方、いや「荒川」でも似たようなものだが、エネルギーが減衰してからの川沿い走ほど、きついものはない。
何とか岩野橋を渡ると、前にニッポンランナーズのランシャツが見える。追いついて声をかけるとビル・レッティさんだ!「長野」で何度もサブ3をしている氏も今回は大苦戦。

「ニッポンランナーズ、ガンバレ!タカハシサン、ガンバレ!」と応援してくれた。彼を抜いて先に進む。

それでも1km:7分は長い!左にはゴールのオリンピックスタジアムが見えるが、まだゴールまでは7kmもある。
一向に進まない自分の走り。35km通過。もはや心は折れて絶望感で一杯になる。なぜ、今回、このようになってしまったのか!結構、練習してきたのに!禁酒もしたのに!と
悔しくて、前方の景色がゆがんできた。

歩くのだけはやめよう!と何とかゴールに向かう。オリンピックスタジアム前は毎回ながら大声援だ。しかし、うつろな瞳で走るのが精一杯。
ようやく42kmの距離表示を確認し、ラスト195mはオリンピックスタジアムへ。
グロス4時間14分。かろうじて「4時間15分」のペーサーより前にゴール出来た。

コースに一礼し、女子高生からバスタオルを受け取り、礼を言うも、しばしその場で立ち尽くす。放心。
ゴールのタイム表示板、そして腕に付けていた時計を何度も見直す。4時間を超えたタイム...。周辺の音が一瞬、全て消えて、スタジアムにポツンと1人だけ取り残されたように感じた。孤独感。

深い呼吸を何度かして、スタジアムを出た。くらっちが、外で待っていてくれた。労ってくれたと思うが、まだ虚脱状態で、申し訳ないけど、
どんな会話をしたのかも覚えていない。ごめんなさい。


荷物を受け取って、しばし芝の上に寝そべって、空を眺めた。ようやく我に返って、長野行きのバス出発所に向かう。途中で、ニッポンランナーズのメンバーに会えた。

今回の敗因だが、ほぼ設定で30kmまでは進めたが、抑えて走ったと思っていても、実は結構無理していたのかもしれない。競技中はそういう無理な走りだとは思わなかったのだが。
疲労度は強く、ホテルでのお疲れパーティーでの樽酒も少量しか飲めなかった。いつもならコップ酒で何回もおかわりするのに!食べ物も少し食べたらもう満腹。
走友.きうっちから今回の氏の戦いを聞く。さすがだ。ランへの取り組みが違う。そして招待選手の吉田香織選手とお話も出来た。今回の感想、そして「さいたま国際」の話を伺った。
「さいたま」を2時間28分で走ったとは思えない、本当に小柄で可愛い方だった。私はようやく元気になった(^^;)。

今回、暴風に苦戦したのは確かだが、自己ベストを出した方もいる。またしても自分は弱かったということだ。
また具体的に考えると毎回ながら、筋肉痛はひどいが、内転筋は殆ど痛みはない。内転筋を使ってないということだ。ここをしっかり鍛え、股関節の動きをもっと意識しないと
いけないかもしれない(ボディパンプ系は内転筋は鍛えられない)。

あとは、片足で立って、A〜Zのアルファベットを書くような動作をする等、体幹を鍛えることも必要だろう。
日頃、鍛えているつもりでも明らかに体力は衰えてきている。持久力、筋力、精神力をもう一度見直さないといいけない。

今回は、frun.Kanさんの急逝を知り、左胸に喪章リボンを付けて走った。氏とは以前に「長野」を一緒に走った。今回、私は情けない走りとなり....。

来年、挑むと「長野」は14回目だ。リベンジを!


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