朝の放送時間が8時からとなった「ゲゲゲの女房」以降、NHKの朝ドラは欠かさず観ています。

　先週からは「とと姉ちゃん」が始まりましたが、最初の1、2週はいまひとつ新たな話にのめり込めないまま観てしまうのはいつものことです。

　しかし今回のとと姉ちゃんは、話のストーリー以上に私の目を捉えて放さないものがあります。それが蓬莱橋です。

　主人公がこの蓬莱橋を渡るシーンが何度か出てきていますが、ちょっと観ただけで「あっ、蓬莱橋だ」とわかるくらい強烈な印象を持った橋ですから。一度しか渡ったことがないくせに。

　蓬莱橋というのは大井川にかかる木造人道橋で、全長は897.4メートル、幅は2.4メートルです。渡るためには通行料も必要で、たしか100円だったと思います。「世界一の長さを誇る木造歩道橋」として、ギネス社にも認定されています。

　この蓬莱橋を渡ったのは、2009年11月のことでした。この年の11月1日に第1回大会が開催されたしまだ大井川マラソンに参加したときのことです。

　このときは土曜日に新千歳空港から富士山静岡空港に行き、日曜日にマラソンを走りました。コースは大井川の河川敷がメインで、蓬莱橋の下も駆け抜けました。



　そして月曜日に蒲原から興津まで東海道を散策し、火曜日の午前中は島田市内を散策してから羽田経由で帰ったのです。

　蓬莱橋に向かったのは最終日です。泊まったホテルから蓬莱橋に向かったのですがこのときにアクシデントがあって……その模様は当時の完走記に書いていますのでご覧ください。あらためて説明するのも恥ずかしいので。

http://ameblo.jp/ogaman42195/entry-10388821357.html

　アクシデントを乗り越えて蓬莱橋を渡りました。



　でも実は私は高所恐怖症で、橋が大の苦手です。でも普通の橋は高い欄干があるので恐怖が薄れます。ところが蓬莱橋の欄干は膝くらいまでの高さしかありません。そうしたら、足がすくむんですよ。いやあ、こわいのなんの。しかも世界一長い橋ですからね、木造歩道橋としては。だから渡りたいと思ったのに、このときはその長さを呪いました。

　やっとの思いで渡りきって安心したのも束の間です。もう一度渡らなければ戻ることができません。ふたたび意を決して渡りました。

　まったく怖い思いをしましたが、蓬莱橋から見た富士山のきれいさには感動しました。



　そんな様々な思い出の詰まった蓬莱橋だけに、朝ドラのストーリーとは別に楽しませてもらっています。まだまだこれからも蓬莱橋のシーンが登場するのかなあ。楽しみに観ようと思います。




『うつ病ランナー　サロマを走る』　絶賛発売中です。

うつ病ランナー　サロマを走る【電子書籍】[ 小笠原　章仁 ]

￥486
楽天



　いつも読んでいただきありがとうございます。
　いいね！と思った方は
　↓応援クリック↓　をよろしくお願いします。

マラソン・ジョギングランキングへ