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【3/25 尾高さん指揮 音大フェスティバルオケを聴く】 (2016-3-28 6:34:38)
19:00開演。ミューザ川崎。
チャイコフスキー交響曲第5番(コンミス:添田みちる)
ショスタコヴィチ交響曲第5番(コンマス:大久保良明)
参加メンバー
上野学園大学、国立音楽大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学、東京音楽大学、東京藝術大学、
東邦音楽大学、桐朋学園大学、武蔵野音楽大学、相愛大学
実に10大学の混成オケ。今回は関西から相愛大学も参加。チャイコフスキーの際のコンミスの添田さんは藝高・藝大。
学生音楽コンクール入賞等、実績もある、期待の学生の1人。
藝大生らしい弾き方というか、身体をあまり動かさず、きちっと弾いていくタイプだった。
演奏全体だが、例えば、この曲といえば、まずホルン。パートを見ると、5人。そのうち男子は1人(武蔵野音大)。
ソロは大らかに歌う感じではなかったが、音量も安定していて好印象。
また指揮の尾高さんは、低弦を少し強調しているように思えた。。
後半は添田さんがサイドに回り、前半サイドだった大久保さんがコンマス席へ。
大久保さんは桐朋出身。「横浜国際」などで実績あり。卒業試験で優秀な結果を得て、記念演奏会にも参加している。
しかし、今回のプログラムには「武蔵野」とあり、驚いた。
確かに武蔵野音大の演奏会にソリストとして招かれ、演奏はしているが..。
私としては、純粋に4年間、この武蔵野音大で学んだ学生をコンマスに選んで欲しかった。
音大フェスティバルはこのように合同演奏会もやれば、大学個別に演奏会を開く時もある。
何度か接したが、大学によっては先生達がトラ?として乗るところもある。
学生だけで出来る曲を選び、やって欲しい。
「革命」だが、管楽器群は、チャイコフスキー時と総取っ替え。ここではまずフルートソロが際立って上手かった。
お名前はわからないが、彼女は音楽家としての域に達していたように思える。
弦は例えばストバイ、セコバイ共に9プル!相当な音量で迫ってきてもおかしくないのだが、思ったほどの音圧は
感じなかった。
席からヴァイオリン群を凝視すると、後方の学生の中には素人の私が見ても、音大生としては明らかに弾けていない。
弓のスピード、返しも前集団と違う。練習不足だ。
金管は2曲とも、女子学生の方が遙かに多かった。「革命」のトロンボーンの女性は、
宮下さんを感じるような堂々とした響きを出していた。
2曲とも、尾高さんは、淡々としたテンポで演奏。チャイ5のラストのマーチ部分で演歌調になるわけでなし、
「革命」のラストもムラヴィンスキーテンポよりは幾分早めではあった。練習時の指導もとても的確だったようだ。
前半終了後、ロビーに行くと、ある大学のスタッフが学校案内を配るなど、宣伝活動をしていた。ちょっと興ざめ。
チャイコフスキー交響曲第5番(コンミス:添田みちる)
ショスタコヴィチ交響曲第5番(コンマス:大久保良明)
参加メンバー
上野学園大学、国立音楽大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学、東京音楽大学、東京藝術大学、
東邦音楽大学、桐朋学園大学、武蔵野音楽大学、相愛大学
実に10大学の混成オケ。今回は関西から相愛大学も参加。チャイコフスキーの際のコンミスの添田さんは藝高・藝大。
学生音楽コンクール入賞等、実績もある、期待の学生の1人。
藝大生らしい弾き方というか、身体をあまり動かさず、きちっと弾いていくタイプだった。
演奏全体だが、例えば、この曲といえば、まずホルン。パートを見ると、5人。そのうち男子は1人(武蔵野音大)。
ソロは大らかに歌う感じではなかったが、音量も安定していて好印象。
また指揮の尾高さんは、低弦を少し強調しているように思えた。。
後半は添田さんがサイドに回り、前半サイドだった大久保さんがコンマス席へ。
大久保さんは桐朋出身。「横浜国際」などで実績あり。卒業試験で優秀な結果を得て、記念演奏会にも参加している。
しかし、今回のプログラムには「武蔵野」とあり、驚いた。
確かに武蔵野音大の演奏会にソリストとして招かれ、演奏はしているが..。
私としては、純粋に4年間、この武蔵野音大で学んだ学生をコンマスに選んで欲しかった。
音大フェスティバルはこのように合同演奏会もやれば、大学個別に演奏会を開く時もある。
何度か接したが、大学によっては先生達がトラ?として乗るところもある。
学生だけで出来る曲を選び、やって欲しい。
「革命」だが、管楽器群は、チャイコフスキー時と総取っ替え。ここではまずフルートソロが際立って上手かった。
お名前はわからないが、彼女は音楽家としての域に達していたように思える。
弦は例えばストバイ、セコバイ共に9プル!相当な音量で迫ってきてもおかしくないのだが、思ったほどの音圧は
感じなかった。
席からヴァイオリン群を凝視すると、後方の学生の中には素人の私が見ても、音大生としては明らかに弾けていない。
弓のスピード、返しも前集団と違う。練習不足だ。
金管は2曲とも、女子学生の方が遙かに多かった。「革命」のトロンボーンの女性は、
宮下さんを感じるような堂々とした響きを出していた。
2曲とも、尾高さんは、淡々としたテンポで演奏。チャイ5のラストのマーチ部分で演歌調になるわけでなし、
「革命」のラストもムラヴィンスキーテンポよりは幾分早めではあった。練習時の指導もとても的確だったようだ。
前半終了後、ロビーに行くと、ある大学のスタッフが学校案内を配るなど、宣伝活動をしていた。ちょっと興ざめ。
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