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怒りの葡萄 (2016-3-19 20:05:19)
怒りの葡萄を読んだ。恐慌時のアメリカ農民が土地を捨てカリフォルニアに向かい労働者として働く物語だ。労働市場に大量に労働者が集まり、賃金は下げられ人間として生活できないレベルに追い込まれる。反資本主義を描いた作品だが、リアルな記述に心を動かされる。福祉や労働組合の大切さが改めて分かる作品だった。自分が同じ立場なら強く生きられるだろうか。今のシリア難民の境遇を考えると今の時代でも人ごとのように思えない作品だった。
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