すでに2016年度中に廃止する方針が発表されている留萌本線の留萌〜増毛間ですが、昨年に引き続いて気温上昇のため当分運休となることがJR北海道より発表となりました。

【JR北海道によるプレスリリース】

　この区間、山が急激に迫っている区間が続くこともあり、春先にはよく雪崩が起こります。そのため一昨年までは雪崩による運休ということがたびたびありました。

　この区間は、2014年度の輸送密度（1kmあたりの1日平均輸送人員）が39人で、営業係数は4,554円（管理費除くと4,161円）です。100円の収入を得るのに4,554円の経費を要しているということです。そのため抜本的な雪崩対策もできず、昨年も数か月間にわたって雪崩のおそれがあるため運休となりました。

　今年もまた2月12日（金）の初列車から当面の間運休となります。もしかすると雪の中を走るこの区間の列車に乗るチャンスは、明日が最後となるのかも……。


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