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  ホーム >> frunブログ集 >> 【山行記録】北海道層雲峡アイスクライミング 20160123-24

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feed 【山行記録】北海道層雲峡アイスクライミング 20160123-24 (2016-1-24 23:28:00)
この土日(1月23日・24日)は、北海道層雲峡でアイスクライミング。北海道アイスはこれで3回目、層雲峡は2回目です。

昨年登った滝は、銀河の滝とパラグフォール。
今回の課題は、錦糸の滝とブルーウルフです。
いつも北海道アイスでは美瑛在住のSさんにたいへんお世話になります。
今回のメンバーは、Sさんと初日だけアイス初体験の大学山岳部の先輩Mさんになります。

1日目(1月23日)
まずは錦糸の滝に向かいます。
旧道を結構長く歩きます。踏み跡はありましたが、スノーシューがないと辛いですね。北海道の踏み跡は八ヶ岳と違って、スノーシューやスキーなので、ツボ足ではばんばん踏み抜きます。これまでは短いアプローチだったので、たいしたこと無かったのですが、今回はSさんがスノーシューを貸してくれました。
途中雲井の滝が見えましたが、発達途上でまだ登れるという感じではないですね。渡渉も辛そう。そう出発地点にある銀河の滝は雪がべったりついていて今週は誰も登っていないような? 昨年あった不安定な灌木寄せ木の橋は今年あるのか確認はしていません。雲井・銀河の滝はこの渡渉がたいへん、わたしは長靴持っていないですし。


やっと、錦糸の滝に到着
なかなか立派な滝です。傾斜はきつくないですね。雪はあまりついていないのがうれしい。
先行パーティーが6人ほど取り付いていました。マルチピッチで上まで抜けています。私たちは、取り付いた時間も遅いし、上にパーティがいるので最初の1ピッチのみとなりました。アイス初体験のMさんにはちょうどいい傾斜だったと思います。この滝はよく登られているようで、八ヶ岳の滝のようにバイルをひっかけるホールドがたくさんありますね。そこはちょっと残念。
林道に垂れ下がっていた立派な氷柱(右の写真)を登りたかったのですが、トップロープを張る支点が見つからず諦めました。この氷柱は道路側から川側にトラバースして回り込むとかなりの高低差があります。


2日目(1月24日
この日はブルーウルフに向かいます。
駐車場からいきなりラッセル。スキーのトレースがありましたが、スノーシューでも膝まで沈むところが多く、結構な運動量となりました。特にブルーウルフが見えてくる谷に入ると斜度が上がってくるのでなかなか滝が近づきません。結局駐車場から3時間かかりました(帰りは40分ほどでした)。

ブルーウルフ、良い滝ですね。最初の20Mほどはバーティカルで、しかも登った跡がほとんどなくツルツルです。バイルを毎回突き刺していかないといけないので難易度は結構高いです。これが本来の姿でしょう。八ヶ岳のずたずたの氷りに慣れた私にはなかなかたいへん。後半は斜度が落ちて雪がのっていますがここは雪の下が岩だったり、水が流れていたりするので、かなり不安定です。50mロープいっぱいで右の木にあるアンカーに到着します。

ブルーウルフは結局他に誰も登ってこなく、わたしたちの独占です。ラッセルが無ければもう1本くらい登りたかったところです。良い滝です。
昨年登ったパラグフォールように、氷にバイルを打ち込んだとき、アイゼンを蹴り込んだときに出る「パリパリ」という音はなく、昨年よりは気温が高く氷は柔らかく感じました。その分、昨年のパラグフォールは難易度が高かったです。


アイスクライミングを終了して、層雲峡を引き上げるときにSさんに教えてもらった道路から見える滝が以下の写真です。バーニッシングムーンという滝、今年はまだ細いです。ここは氷柱なので難しそうですね、いずれ登ってみたい滝です。


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