子供のころから大相撲が大好きだった私ですが、最近はあまり興味がなくなっていました。その大きな原因の一つは、日本人力士の低迷です。

　2006年初場所の大関栃東以来、ずっと日本人力士が賜杯から遠ざかっていました。この間、日本人力士としての期待を一身に引き受けていたのは大関稀勢の里ですが、何度もあったチャンスをつかみきれずにいました。

　ところが今場所は大関琴奨菊が快進撃。12日目を終えて全勝。しかも3横綱を撃破して単独トップに立ち、もう優勝は確実、という気分になりました。残りの3日間は日本人力士です。日本人力士優勝の悲願のためにも配慮してほしいという思いも浮かびました。

　しかしそうはいきませんでしたね。豊ノ島が琴奨菊に土をつけてしまい、白鵬と並んでしまいました。

　でもここでガタガタと崩れなかったのは立派です。見事に14勝1敗で初優勝を遂げてくれました。

　琴奨菊関、本当におめでとうございます。


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