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link くりりんの問わず語り くりりんの問わず語り (2019-2-16 23:00:01)

feed 姫路城 (2015-12-29 6:23:39)

151227_11子連れ姫路旅行の後編。姫路駅から、歩いて姫路城に向かう。平成の大改修が終わったばかりで、屋根が真っ白に見える。

151227_12天守閣に向かうには左手の方に行かなければならないのだが、入場時に地図をもらい忘れて、何となく歩いていたら右の方に進んでいった。実はこれ、城を守るためのトリックの一つだそうで、一見天守閣に近そうに見える右手側の道は行き止まりになっている。まんまと引っかかってしまった。

151227_13門をいくつかくぐって天守に近づく。近づいてみてわかったのは、遠目で見た時の屋根が真っ白だったが、それは屋根瓦の継ぎ目に盛られた漆喰が屋根瓦の黒い部分を隠しているからそのように見えるのであって、決して屋根全体が真っ白であるのではないということだった。

天守に向かう道は坂や階段があってベビーカーでは行けない。子連れにはかなり厳しい環境だ。というか、我が子はおぶわれている間に寝てしまって、単なる12kgの重い荷物と化していた。

加えて、天守閣の混雑のため入場制限を行っており、城にたどり着く前から入場客の渋滞が始まりだした。

151227_14ようやく城の建物内に入れたが、ここから先がまた長い列。急な階段が続くし、我が子は相変わらず寝たままだったので、上に上がるのは断念して1階で引き返した。もっと大きくなって自力で登れるようになってから再訪することにしよう。

151227_g1ここからは姫路グルメ編。時系列は前後するが、12時過ぎに姫路駅に着いたら、我が子が「何か食べんの」と言い出すものだから、駅地下にある「タコピア」というフードコートを訪れた。明石焼きを買い求める人で長蛇の列。姫路では明石焼きにソースをつけてだし汁に浸すのがお約束らしい。これに加えて姫路のB級グルメ、姫路おでんも注文したが、つけダレがしょうが醤油になっているだけで、それ以外特段の驚きはなかった。

ちなみに、散々並んで待って買ったのに、我が子は明石焼きをほんのひとかけら食べただけで、あとは見向きもしなかった。

151227_g2次に姫路城を出てから、再び我が子の「何か食べんの」リクエストがあったので、城前の土産物店で売られていた「お城やき」なるお菓子を購入。バラ売りもしていて1個80円、しかも出来立てで温かい。お城の形をしたカステラの中にこしあんが入っていて美味。我が子はこれは気に入ったようで3個平らげた。

151227_g3最後に、姫路城観光してみてつらつらと思ったことをメモに残す。駅前は最近整備されたようで綺麗であり、また駅からアーケード街を通って城に向かうことができるので、その間は雨に濡れる心配もなく大変結構なのだが、ただそれだけなのである。アーケード街にある店は普通の商店街と同じで、お城に行くぞというワクワク感は特になく、10分程度をただ単なる移動のためだけに費やすことになる。

お城手前の広場にはコスプレの武士などが何人かいて、城をバックに記念撮影と、観光客、特に外国人受けがいい感じだった。この雰囲気が途中のアーケードにも全面展開していたら、城に向かうまでの時間もエンターテイメントとなってまた違った印象を受けたかもしれない。USJとかディズニーランドではそうではなかったかしら。

また、姫路駅周辺には姫路城以外で何か観光スポットがあるかというと、これも特段見当たらなかった。国宝、世界文化遺産の姫路城は確かに文句なしの素晴らしいコンテンツだが、それだけで終わってしまうと、観光客は駅からあるいはバスからお城まで行って、はいサヨナラということになる。何かもう一工夫あればもっと盛り上がるのにもったいないなあ、という感じがした。



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