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http://happyend.asmik-ace.co.jp/ イスラエルの老人ホームに住んでいる発明が趣味のヨヘスケル。
末期がんで苦しむ友人の姿を見かね、その妻に依頼されて自分でボタンを押して安楽死出来る装置を作る。 ホームの仲間と協力して友人は安らかな最期を迎えられた。
しかし、これは犯罪。秘密に実行したはずなのに、なぜか他の人に知れることになって依頼が舞い込むようになる。
そして妻のレジーナの認知症が悪化。まだ自分がしっかりしているうちに認知症専門の施設に入ろうとするレジーナと、それを勧める施設の職員。
しかし、妻は正常だと言い張り認めようとしないヨヘスケル。 終末期の迎え方、延命治療の問題なので重い話しなんだけど、ユーモアを交えた構成で深刻な感じがしないです。
ただエンディングはもう少し一捻り欲しかったというのが感想でした。 確かにモルヒネも効かない、あちこちに床ずれが出来て寝返りも打てない、
そんな状態で生きるのが辛くなったら自ら死を選択する方法もあっても良いのかもしれないと思います。
しかし、安楽死が認められたら、また色々問題が出て来るのでしょうね。 難しい問題だと思います。
大分前に書いた「平穏に最期を迎えるために」のリビング・ウィルにも通じることなのでしょう。Filed under: 映画・テレビ

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