frunブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
ネット情報は玉石混交 (2015-12-13 12:46:53)
一時、世間をにぎわせたSTAP細胞。ここにきて「STAP現象は存在した」という論文が発表されたという話題がネット上をにぎわせています。
http://blog.livedoor.jp/obokata_file-stap/archives/1047183994.html
この記事を中心に「さあ、小保方叩きをしていたメディアの皆さん、どう落とし前をつけるんだ」と拡散をしている方も大勢いるようです。
ところがその一方で、この論文の内容を見て、「原文をよく読んでみるとどこにも証明されたなんて書いてないよ」という内容の記事も拡散されています。
http://matome.naver.jp/odai/2144988358068140401
どっちが正しいのか、それを判断するためにはその論文をしっかり読み込まなきゃならないでしょう。でも私は残念ながらそうした知識はないし、そもそも原文を読めません。ですからその真偽に関しては判断できません。
ただインターネット上で発信されている情報を見ると、どこかで発信された情報が自分の考えと合致していたら、その内容の真偽を確認もせずにすぐに拡散するという例を非常に多く見かけます。だからその元ネタがとんでもないガセネタだったとしても、あっという間に世間に流布してしまうということもよくあります。
ネット情報は玉石混交です。貴重な情報ももちろんありますが、とんでもないガセネタも同じように流布しています。それだけに私たちは、その真贋を見抜く力を身につける必要があります。
そういう立場に立ってみると、ここまでの情報を持って「STAP現象が存在した」などと、私にはとても言えません。そういえるだけの根拠は私にはありません。
私も様々な情報を得て拡散することもありますが、自分なりに検証してしっかりと確信してから発信するようにしようと、改めて自戒の念を込めてこの記事を書きました。
『うつ病ランナー サロマを走る』 絶賛発売中です。
http://books.rakuten.co.jp/rk/784db20ebc443e8bb25926c5e747966b/
いつも読んでいただきありがとうございます。
いいね!と思った方は
↓応援クリック↓ をよろしくお願いします。
マラソン・ジョギングランキングへ