今朝の北海道新聞に、『TRAIN　SUITE　四季島（トランスイートしきしま）』の記事が出ていました。

　これはJR東日本が2017年春から不定期で運行する東京・上野発着の豪華寝台列車です。そのルート概要が発表されました。

　大人気となっているJR九州の『ななつ星in九州』のようなクルーズトレインがJR東日本にも登場するようで、10両編成で定員は34人です。バスルーム付きのデラックススイートが2部屋、スイートが15部屋となり、ラウンジなども備えられる予定のようです。詳細は未定ですが、月に2、3回程度の運行となるようです。

　主にJR東日本管内を周遊するようですが、春から秋（4〜11月）の3泊4日コースでは北海道にも乗り入れるようです。初日は日光を経由して列車内で宿泊し、2日目は函館や伊達紋別、登別に停車するとのことです。そして登別では周辺の温泉での宿泊を想定しているそうです。3日目は東室蘭や洞爺、新函館北斗に停車して北海道新幹線にも乗車するとか。そして最終日は日本海側を経由して上野に到着というコースのようですね。

　JR東日本の列車なのに、観光するのは北海道がずいぶん多いですね。

　この北海道乗り入れコースは1人60万円以上を想定しているとのことで、やはり豪華クルーズトレインですね。

　本当ならばJR北海道でこうした列車を企画してほしいところですが、瀕死のJR北海道はすでに鉄道網がありません。網状につながっている鉄路というのが非常に少ないんですよ。しかも豪華列車を作るようなお金もないでしょうしね。来年3月には不採算路線の列車もかなり間引きされ、将来的にはローカル線はすべて切り捨てて新幹線と一部幹線のみでやっていこうとしているとしか思えず、とてもクルーズトレインどころではないでしょう。

　記事にはTRAIN　SUITE　四季島の外観イメージも載っています。死ぬまでに一度はこんな豪華列車に乗ってみたいですね。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0208650.html


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