床に今まで使っていたインソールと、そして今回購入したものを置いて、それぞれに足を乗せて起立してくださいと言われました。
腕は前へ。木村さんが前に立ってその腕をつかみ、下へグィッと強く押してきました。

グイッて押されれば、前に倒れかけてしまいます。予想通り、今まで使っていたインソールではそうなったのですが、新インソールでは、木村さんが先ほどより更に力を増して腕を押しても、私は前に倒れ込むということにはなりませんでした。

踏ん張りが効いた、つまりインソールに留まろうという力が行き渡ったということ。

ただ、私の足への指令はまだまだ眠っているという指摘もありました。

「座って、足指を広げてください」

と言われるも、全く出来ず。手指ならパーは出来ますが、足指は私の場合、無理。更には、足指を少し上げて、

「親指だけ地面に。」

と．．。これも全く出来ません。他の指も動いてしまいます。木村さんも当初は出来なかったようですが、練習すれば
出来るようになるとのこと。これが走りと何の関係があるのか？と思ったのですが、
要するに

脳からの指令が足に完全に伝わっていない＝眠っている

ということで、こういう眠っている要素を少しでも起こしていくことはマラソンに向けて大切なことだと教示してくれました。

お風呂場等でも練習するといいようです。

次にスクワットを診てもらいました。スポーツクラブのボディパンプ系プログラムやニッポンランナーズの補強運動でスクワットは
よくやっているだけに、姿勢などは問題ないというお言葉でしたが、


「スクワットの時、どこの筋肉を使ってますか？」


と質問されて、「え？？」と戸惑い。「太股とか．．」 と答えると

「お尻はどうです？」と意外なお言葉。

「スクワットの時に、お尻を使いましょう！スクワット時の使用筋肉は8割がお尻！。」という話。え？？