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  ホーム >> frunブログ集 >> 折り返す 順位で息を 吹き返す〜第25回おろちゃんマラソン完走記1

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feed 折り返す 順位で息を 吹き返す〜第25回おろちゃんマラソン完走記1 (2015-10-13 21:57:36)

(1)目標下方修正

 第25回おろちゃんマラソンに参加しました。

 留萌管内羽幌町で行われているこの大会。10キロ、6キロ、4キロ、2キロという距離で行われる、参加料無料の大会です。私は2011年に留萌に転勤してきてから、毎年50歳以上男子10キロの部にエントリーをしています。

 一昨年は風邪のためDNSとなりましたが、参加した3回はこんな結果でした。

第21回(2011年) 44分38秒 3位
第22回(2012年) 46分29秒 4位
第24回(2014年) 46分32秒 3位

 50歳以上男子10キロの部の参加人数は、第21回大会が9名、第22回大会が11名と少ないこともあって私でも入賞を狙える大会でした。ところが昨年の第24回大会は17名のエントリーがあり入賞は難しいかと思いましたが、復路での追い上げが効いて入賞できました。

 片道1時間で行けて、参加料は無料で、入賞も狙える。ということで、私にとっては年間の主要レースの1つです。今年も当然のようにエントリーしました。

 しかし今年は練習不足ということもあり、とても入賞を狙えるような状態とは思えません。7月に行われたオロロンライン全道マラソンでも49分台でした。その後も北海道マラソン、オホーツク網走マラソンと4時間30分を超え、なかなか調子が上がってきません。ここ2年の慢性的練習不足により走力も落ちてしまったようです。

 それでも7月に49分02秒で走っていますから、今回は48分台で走ろうという目標を立てていました。

 心配だったのは天気です。週間予報を見ても傘マークがいっこうに外れません。いくら主要レースとはいえ、10月の冷たい雨に当たって走るのは危険です。この後は道外遠征も控えているし、風邪をひきたくありません。雨ならばDNSしようと思いながら準備をしました。

 羽幌の天気予報を見ると、朝のうちは晴れ。昼頃は曇りとなり、午後は雨という予報です。10時スタートの大会は、雨に当たらず終わりそうです。ですからあくまでも参加するという予定で準備をし、眠りにつきました。

 朝、雨は降っていません。青空も見えています。予報通りです。これならDNSの理由はありません。7時30分に家を出ました。

 道中も順調で、約1時間で羽幌に到着します。そして受付を済ませます。

スタート前

 自分が参加する種目の参加者を見て驚きました。ナンバーは231番から250番まで。なんと、昨年よりも多く20人もいるではありませんか!参加者の住所も札幌など管外からの参加者が増えています。今年は猫ひろしさんがゲストランナーとして参加することも影響しているのでしょうか。ますます入賞の期待が薄れてしまいました。

 体育館内にシートを敷いて荷物を置き、更衣室でウェアに着替えます。そしてすぐにウォーミングアップに出かけました。天候が悪かったこともあり、3日間走っていません。10キロという短い距離ですから、最初からしっかり走れるようにと念入りなウォーミングアップが必要と思っていました。

 ところが走り始めると3日間走っていない影響でしょうか、体が思うように動きません。それに加えて左の腰に痛みも出てきました。これでは48分台でなど走れそうにありません。でもせめて50分は切っておきたいところです。目標は50分切りに下方修正しました。

 2キロほどのジョグを終えて体育館に戻るとすでに開会式が始まっていましたので、邪魔にならぬよう隅っこから加わりました。

 開会式が終わり、まだスタートまで多少時間があるので2度目のアップをしました。せっかく温まった体をスタートまでに冷やしたくなかったため、先ほどよりもゆっくりフォームを確かめながら走ります。でもやはり満足な走りができるようなイメージが湧いてきません。どうもつらい10キロになりそうです。

 体育館前に戻るとスタートの集合合図がありました。昨年までは10キロ、6キロ、4キロの順で並ぶよう指示され、私は2列目あたりからスタートしていました。2キロは小学校低学年ということもあり、危険回避の意味からスタートラインは50メートル後方に引かれています。

 ところが今年は2キロが50メートル後方なのは昨年と同じですが、スタートの並びについては「大人が前に」という指示があるのみです。ですから各組の狙っているランナーが前方に集まります。4キロに出場する小学校高学年のランナーも、自信のあるランナーは前の方に来ていました。

 昨年までも2列目からスタートしても直後からどんどん抜かれていきました。そういう点からしても、今年のように4、5列目からのスタートというのが力量的にも妥当だったでしょう。

 スタートの整列が落ち着いた頃、招待選手の猫ひろしさんがやってきました。そしてカウントダウンが始まります。

 私はスマホのアプリをセットし、腕時計のストップウォッチをリセットしました。ストップウォッチは走っているときのペース確認に、アプリはレース後のラップの確認にと使い分けるため、今回は両方持って走ることにしました。

 5秒前からは1秒ずつカウントダウンされていきます。そしてゼロと言うのと同時に号砲が鳴り響き、第25回おろちゃんマラソンがスタートしました。(つづく)


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