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【ハンヌ・リントゥ指揮 新日本フィル。シベリウス、3・4・2を聴く】 (2015-10-9 7:34:27)
この秋、トリフォニーで行われるシベリウス交響曲ツィクルス。その第1回。
シベリウスの交響曲となると、私が特に好きなのは「第4」「第5」「第7」。「第2」は7番目に好きな曲。
近年は「第2」以外もよく演奏されるようになりましたが、とにかく昔は「第2」ばかり..という時期が長かったようにも思えます。
今回、「第4」「第3」が演奏されるとあって、聴きに行くこととしました。数日前から楽しみにしてました。
1F中央20列という、前が通路の「審査員席」みたいなところで鑑賞。
10/10の「第1」「第6」は別件があって、鑑賞出来ないのが残念。11月の「第7」等は聴きに行く予定。
個人的な感想ですが、前半に演奏された「第3」「第4」は見事で、後半の「第2」はそれほどでも..という印象でした。
「第2」は、第2楽章が前半2曲の演奏同様に高いレヴェルを感じましたが、それ以降は、やや乱れ。
さすがに交響曲3曲となると疲労か、あるいは私自身がそれほど「第2」が好きではないということもあったのか、今ひとつ。
もしかしたら、「第2」は各自が弾き慣れているので、練習は「第3」「第4」が中心だったのかも。
リントゥさんの指揮は、前へ前へ!という推進力が強く、それが「第2」では、ややオケがついていけなかったかな..とも感じました。
前半プロは良かったです。「第3」「第4」共に、非常に厳しいというか、ガチガチの演奏で、柔らかさをどこにも感じさせない
緊張感たっぷりの演奏でした。
改めて、「第4」は凄い曲だなぁと思った次第。木越様のソロも良かった。
「第4」、フライング拍手がなくて良かった。それでもあと2秒、拍手我慢して欲しかったなぁ。
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