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網走の 魅力満載 新大会〜第1回オホーツク網走マラソン完走記4 (2015-10-3 23:39:40)
(4)理想的なペース配分
思っていたよりも暑くなり、喉の渇きも感じています。5キロを過ぎてようやく最初の給水所がありました。ここで水を2杯とって1杯は口に流し込みます。そしてもう1杯は首筋にかけます。
青く輝くオホーツク海を見ながら進みます。まもなく訪れるであろう上り坂を待ち受けながら。
給水所を過ぎてまもなく上り坂が始まりました。坂はどんどん上っていきます。以前車で能取岬に行ったときも急な上り坂だったことが記憶にありました。その記憶通りの上り坂です。
日ごろから留萌の坂道でトレーニングをしています。だから上りを走ることには慣れているつもりです。それでもこれは容易な坂ではありません。
とはいえここで頑張りすぎると後半の足をなくします。そのあたりの力加減が難しいところです。
6キロのラップは5分49秒でした。この上りの区間に入っても5分台をキープできているのだから上出来です。けっして力を入れて上っているわけじゃありません。自然な流れで走っています。
延々と上りは続きます。いつまでたっても終わらない上りに気持ちも切れそうに思います。この上りが後半だったら大変だったなと思いながら、気持ちの余裕はありました。
7キロのラップは5分50秒でした。この延々と上りが続いた区間でも5分台で走れたということは大きな自信となりました。やはり好調なようです。
7キロを過ぎてしばらくするとスポンジポイントがありました。ここではスポンジをひとつもらって首筋を濡らします。午後からは雨の予報となっているのが嘘のような好天で、暑さの中を走っています。
このあたりからは上り一辺倒ではなくなりました。下りでは少し気持ちも体も緩めます。体を緩めるとスピードも出てしまいますが、変にブレーキをかけると足に負担がかかります。そう思い重力に任せての走りとなりました。
8キロのラップは5分38秒、9キロのラップは5分12秒と、下りが多くなった区間では快調にタイムを取り返します。
10キロのラップも5分39秒でまとめました。通過タイムは58分20秒です。この5キロは28分08秒で走りました。上り基調の5キロでこのタイムは上出来です。
緑に囲まれた気持ちのいいコースです。景色は単調ですが、なにしろ暑いだけに時折ある日陰が助かります。
10キロの給水所でも水を2つ取り、1つは飲んで1つはかけました。
11キロのラップは5分03秒となりました。いくら下りだったとはいえちょっと速すぎないか?そんな不安もちょっと浮かびました。
そのあとはまた上りになります。ところが12キロのラップは6分55秒でした。これはいくらなんでもかかり過ぎです。そんなに失速したという感覚はありません。それなら距離表示が違っているのでしょうか。次の13キロ地点で判断することにしました。
12.5キロのスポンジポイントでもスポンジを使いました。まもなくコースは右に曲がって能取岬に向かいます。ここからしばらくは折り返してきたランナーたちとすれ違う区間となります。はるかに見える能取岬の灯台を目指して走りました。
13キロのラップは4分36秒でした。こんなに速く走ったはずがありません。やはり12キロのラップは気にする必要がなさそうです。
能取岬は絶景でした。広々と広がる草原の中を大勢のランナーが走る姿は圧巻でした。ここを走れてよかった。そんな感動を胸にしながら走っていました。
コースはダートコースに変わります。そして灯台の周りをぐるっと回ります。舗装路にこだわらず、よくぞこんなコースを考えついたなと思うような素敵なコースです。
景色に見とれていたせいか、14キロの表示を見落としてしまいました。14.4キロ地点のエイドには、牛乳とアンパン、いも団子などがありました。牛乳は美味しいことは間違いないと思いつつ、走っているときに牛乳を飲んでしまうとその後の不安があります。だからこれは我慢をして、スポーツドリンクとアンパンにしました。
まもなく迎えた15キロ地点。通過タイムは1時間25分53秒でした。この間の2キロの平均ラップは5分30秒です。10キロからの5キロは27分33秒と、まさに理想的なペース配分です。(つづく)
(1)いざ、網走へ
(2)網走番外地
(3)強気が生まれる
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