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link あるあしかのはなし あるあしかのはなし (2024-5-16 16:00:05)

feed スウェイバックとデッドリフト (2015-9-18 22:42:46)
以前にも書いたスウェイバック姿勢についての考察です。

スウェイバックとは
image
こんな姿勢です。
これはすっごい極端ですが(そして三田線のホームでセルフタイマー撮りして超あやしい)
わかりやすくしています。

骨盤が胸郭より前に出ていますね。
こういう姿勢をとってみると分かりますが、この姿勢をキープするためにハムストリングが頑張るので
拮抗する腸腰筋(股関節屈曲筋群) が伸張してしまいます。
伸張=筋肉の長さが延長
してしまうわけです。
スウェイバックの特徴は他にもありますが、それは今はおいといて。

さて、デッドリフト。
デッドリフトとはエクササイズの名前で、多裂筋をはじめとした脊柱起立筋群
および、臀筋、ハムストリング、外旋筋、股関節屈曲筋群(腸腰筋、筋膜張筋、大腿直筋ある程度、縫工筋ある程度)など幅広く、また強く刺激できるので
効果的なエクササイズということで取り入れています。

デッドリフトのエクササイズは、基本的に股関節の屈曲と伸展の繰り返しだけですが

これが股関節伸展位(立位)
image

股関節屈曲位(クローズチェーンにおいて上体を股関節から前傾)
11709622_10203644907998314_8538941672970653228_n
の繰り返しです。

立位においては、呼気で腹圧を高め、かつ骨盤後傾位で
股関節伸展をおこし、伸展筋や外旋筋を収縮させます。

このとき、股関節伸展筋群が収縮しているため
いっぽうの股関節屈曲筋群がどうなっているかというと、拮抗して伸展しています。
伸展位にありつつ、ある程度筋力を発揮して股関節の伸展位をサポートしています。

その後、骨盤をニュートラルにして、股関節より上体を前傾させてゆき、鼻孔で吸気しつつ
股関節屈曲筋群の収縮に入りますが
股関節屈曲筋群が伸張しているタイプは、そもそも収縮(短縮)位で力を発揮できないので
 
その結果、股関節屈曲の最終域(デッドリフトでもっともしゃがんだ、スティッキングポジション) 
において、 関節の保持ができず、骨盤が後傾してしまいます。
結果、多裂筋などの収縮が行われず、腰椎へ負担がきてしまうので、その時点で終了。

ここはスウェイバックのクライアントにとってすごく大切なポイントです。
なぜ、骨盤の後傾が起きてしまうのか。
ということを理解して貰うために、細かく説明して、そして動きの改善につなげるようにします。

スウェイバックの人にデッドリフトをやって頂く際は、この説明をまずしてから
例えば少し屈曲角度を浅くして、対処してみたり
屈曲筋そのものをあらかじめ短縮させるエクササイズを入れたり。
代表的なものでは、ピラティスにおけるサイドライイングポジションでのフロント&バック
などですね。
そのへんを取り入れて
その後、またデッドリフトを入れてみて、改善につなげるか、屈曲筋群がある程度強化されるまで
デッドリフトをメニューから外します。

というわけで、スウェイバックの人は股関節屈曲筋群のストレッチをし過ぎないように
ハムストリングのストレッチはしっかりおこなって
かつ、ゆるんでいる臀筋や腹斜筋をしっかりと締めて。。
筋力バランスを整えてつつ、いろんなエクササイズを行ってみてください。
 
スウェイバックはうちのクライアントですと女性の方にとても多い姿勢です。 
なんか、今日は多かったので気になったので書いてみました。(笑)

次、そのうち男性の多いフラットバックについても書きますね〜! 
フラットバックの人がデッドリフトをやる際に注意すべきことなど。。 


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