第３部　聴く、そして登る

（２）加賀谷はつみ2015北海道マラソン祝完走ライブ（後編）

　主催者の黒田さんよりはっつんの紹介があり、ライブが始まりました。

　最初の曲は、「皆さんが知っている曲から」ということで、中島みゆきの「糸」です。

　彼女が歌う「糸」を初めて聴いたのは、昨年10月に富良野で開かれたライブでした。このときも彼女の歌声にとてもよく合っていると思ったのですが、その後のライブでもよく歌っていると聞いています。歌いこんでいる分、昨年よりもさらによくなっていました。

　2曲目は「君がいる」です。北海道マラソン祝完走ライブですから、2011北海道マラソンテーマソングとなったこの曲は外せません。「君がいる」が最も似合う舞台は、やはり北海道マラソンです。

　3曲目は「DAYS」でした。シャスタチャレンジのテーマ曲ともなったこの曲は、彼女の代表曲のひとつでもあります。そして私たち加賀谷はつみファンとしては、山頂でこの曲を聴きたいという夢もあります。それは明日、藻岩山山頂で実現する予定です。

　そして4曲目に披露されたのは「8合目LOVE」です。これには驚きました。彼女のファーストアルバム「シンガーソングハイカー」に収録された曲の中でも大変人気がある曲です。多くの人に聴いてもらいさえすれば、気に入ってくれる人も沢山いるのではないかと思える曲です。

　昨年のワンマンライブに行ったときは生の「8合目LOVE」を聴きました。でも生ギター1本のライブで聴けるとは思っていませんでした。この「8合目LOVE」を聴けただけでもこのライブに参加した価値がありました。

　5曲目は「本日のスープ」です。この曲は彼女のメジャーCDデビュー曲ですが、元はといえば大泉洋が歌った曲のカバーです。なぜ大泉洋とつながりができてこの曲をカバーすることになったかという話は、私たちファンは何度も聞いた話ですが（今回のライブでもすべて話してます）、何度聞いてもすごいと思えるつながりです。

　北海道に縁もゆかりもない彼女が、北海道マラソンのテーマソングを歌ったり大泉洋との繋がりができたり、北海道との繋がりがどんどん太くなってくれるということは、我々北海道のファンとしては大変ありがたいことです。それだけにもっともっと北海道の皆さんに彼女のことを知ってもらいたいと思います。

　道内各地の山のイベントやトレランイベントでは、ぜひとも彼女をゲストに招いてください。

　そして6曲目、最後の曲として歌ったのは「会いたいよ」です。この曲は彼女のメジャーデビュー前から歌われてきている代表曲のひとつで、この曲が一番好きという加賀谷はつみファンも数多くいます。特に遠距離恋愛をしている人にはたまらないのではないでしょうか。

　しっとりと「会いたいよ」が歌い上げられたあとは、アンコールです。アンコールの曲は「HELLO」でした。SAY HELLOの部分と、HIGH TOUCHの部分は会場全体でやって、大いに盛り上がった中でライブは終了しました。

　ライブ終了後は全員で記念写真です。毎月渋谷で開催されている「ヒュッテ加賀谷」ではおなじみですが、今回は「北海道マラソン祝完走ライブ」ということで、走っているイメージのポーズでの記念撮影です。私は後ろでタオルを広げていました。（写真は彼女のFacebookから転載しました）



　そのあとは物販です。MUSIC TRAILのタオルとCD（「本日のスープ」、「HELLO」、「59.2cm」）がありますが、多くの皆さんが買ってくれました。そして買ったものには丁寧にサインを入れてくれます。私も今日の完走記念に、1枚しか持っていない「59.2cm」を購入しました。



　北海道にこうして彼女を迎えてライブを開催できたことは大変大きな喜びです。告知期間も短く人が集まってくれるか心配でしたが、こうしてほぼ満員の会場で歌ってもらえてとてもよかったです。

　ライブ終了後はそんな反省もこめて、黒田さんとコアメンバー数名で簡単な打ち上げです。うちの山の神は友達と女子会をすると言ってましたので、ここで別れました。

　打ち上げの場でも、来年以降も定例のライブにしようという話で盛り上がりました。そのためには資金面や告知面など課題はたくさんあると思いますが、なんとか実現していければと思います。

　ということで、来年のライブを後援してくれるスポンサーはいませんか？

　打ち上げを終えてホテルに戻ると、山の神はまだ帰ってきてません。着替えてベッドに入ってスマホをいじりながら帰りを待っていたのですが、マラソン疲れと酔いの力であっというまに意識を失ってしまいました。いつの間にか眠ってしまったようです。（つづく）


第１部　聴く
（１）加賀谷はつみ
（２）加賀谷はつみ北海道マラソン応援ライブ
（３）加賀谷はつみミニライブinたんぽぽ
第２部　走る
（１）カウントダウン
（２）早くもリタイアを考える
（３）中間点通過
（４）地獄への入口
（５）悪戦苦闘
（６）最後のアクシデント
第３部　聴く、そして登る
（１）加賀谷はつみ2015北海道マラソン祝完走ライブ（前編）


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