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走るより はつみ三昧の 3日間〜2015北海道マラソン完走記 第2部の3 (2015-9-11 0:02:28)
第2部 走る
(3)中間点通過
5キロを過ぎてから若干ペースが上がり5分台のラップを記録したあたりでは、ここからペースが上がっていって4時間に近いタイムで走る、ということもチラッと思い浮かびました。
しかし現実には5キロから10キロの5キロでも30分以上かかってしまい平均ペースはキロ6分を切れません。体も温まってきてコースは下り基調と、最もペースが上がりやすい条件でもこのペースということは、今日はやはりキロ5分台で走るのは厳しそうです。
10キロを通過してもそのペースには変わりはありません。こうなるとあとは以下に体力を温存しながら走るかです。予定外のスローペースで走っているのですからオーバーペースで後半ばてるという心配はありません。このままのペースを維持して4時間20分以内で走ることを目標にしようと思いました。そうすれば後半のペースダウンを考慮しても4時間30分以内でゴールできるだろうと計算したのです。
コースは北7条通へと入り、ファンランの部の参加ランナーは途中から左折してゴールの北海道庁へと向かいます。今年ほど私も一緒にそちらに行きたいと思った年はありませんでした。
11キロ地点の表示を見落としてしまいましたが、12キロ地点の通過タイムは1時間16分31秒でした。この間の2キロのタイムは12分18秒(6分09秒/km)です。キロ6分そこそこのペースで落ち着いてしまいました。
脛の張りは徐々に感じなくなってきました。とはいえ足の運びがスムーズになったわけではありません。相変わらず足が伸びずペースも変わりないのはフォームが修正できないまま落ち着いてしまったからでしょう。
それでもペースが落ち着いてきたからでしょうか、体の動きは徐々にスムーズになってきたように思えます。これならば当面はイーブンペースで走れそうです。13キロは6分15秒、14キロは5分54秒と安定したペースを刻みました。
このあたり、淡々と走り続けました。いつもであればもっと沿道の声援に応えるのに、今回は走りの不調のため気持ちが乗ってきません。フォームのバランスを崩したままで走っていて。いつ足が止まってしまうかという不安を常に抱きながらの走りとなっていました。
15キロ地点の通過タイムは1時間34分45秒でした。この間の1キロは6分05秒です。10キロからの5キロは30分32秒とこの前の5キロより16秒遅くなりましたが、ほぼ同じペースで走っていると言ってかまわないでしょう。
序盤は2キロでリタイアを考えるほどの絶不調でしたがこのあたりまでくるとかなり楽に走れているような手ごたえが感じられました。ダメージは感じていないわけじゃないのですが、徐々に流れに乗ってきたように思えます。
でもまだ15キロを過ぎたばかりです。だというのに気持ちの上ではすでに25キロくらい走ったような気分になっていました。
その後も6分01秒、6分01秒と、キロ6分前後のペースをキープして走りました。
いつもの年は西野屯田通に入ってから先頭集団とすれ違うのですが、例年よりもペースが遅いため新琴似二条通で先頭集団とすれ違いました。ところがこの先頭集団は大集団でした。いままでの北海道マラソンでは先頭は一人か、せいぜい二、三人の集団でした。こんな十人前後のトップ集団を見るのは初めてのことでした。
スタート直後と比べたらペースも上がって快調に走っているように思えますが、風は追い風が吹いています。もしかするとそのおかげでペースが上がっているのかもしれません。でもそうなると、新川通の折り返し以降は10キロ以上に渡って向かい風になるのではないでしょうか。そのことを考えると背筋に寒気が走りましたが、悲観的なことは考えないようにしました。向かい風になったらそのときに考えればいいことです。
新琴似二条通から西野屯田通に入ります。そして新川通に入りますが、ここでようやく20キロです。まだ半分も来ていません。でも自分の気持ちとしてはもう30キロくらい走ったような気持ちになっています。ラップタイムは6分03秒、6分09秒と続き、19キロから20キロは6分21秒かかってしまいました。この間の5キロは30分35秒と、前の5キロとほとんど変わりません。
ここまで淡々と走ってきました。ワクワク感も何もない、これほどまでに感動のない北海道マラソンは初めてかもしれません。このまま淡々と新川通を走ることができれば、こうした走り方も悪くないのですが……しかし19キロからの1キロがペースダウンしたことからもわかるように、体のダメージが大きく感じられるようになってきました。
21キロは2時間11分32秒です。この間の1キロは6分12秒と、若干速くなりましたが徐々にキロ6分から離れています。中間点は2時間12分台で通過しましたが、4時間30分を切れるかどうか微妙なペースとなりそうです。(つづく)
第1部 聴く
(1)加賀谷はつみ
(2)加賀谷はつみ北海道マラソン応援ライブ
(3)加賀谷はつみミニライブinたんぽぽ
第2部 走る
(1)カウントダウン
(2)早くもリタイアを考える
『うつ病ランナー サロマを走る』 絶賛発売中です。
http://books.rakuten.co.jp/rk/784db20ebc443e8bb25926c5e747966b/
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(3)中間点通過
5キロを過ぎてから若干ペースが上がり5分台のラップを記録したあたりでは、ここからペースが上がっていって4時間に近いタイムで走る、ということもチラッと思い浮かびました。
しかし現実には5キロから10キロの5キロでも30分以上かかってしまい平均ペースはキロ6分を切れません。体も温まってきてコースは下り基調と、最もペースが上がりやすい条件でもこのペースということは、今日はやはりキロ5分台で走るのは厳しそうです。
10キロを通過してもそのペースには変わりはありません。こうなるとあとは以下に体力を温存しながら走るかです。予定外のスローペースで走っているのですからオーバーペースで後半ばてるという心配はありません。このままのペースを維持して4時間20分以内で走ることを目標にしようと思いました。そうすれば後半のペースダウンを考慮しても4時間30分以内でゴールできるだろうと計算したのです。
コースは北7条通へと入り、ファンランの部の参加ランナーは途中から左折してゴールの北海道庁へと向かいます。今年ほど私も一緒にそちらに行きたいと思った年はありませんでした。
11キロ地点の表示を見落としてしまいましたが、12キロ地点の通過タイムは1時間16分31秒でした。この間の2キロのタイムは12分18秒(6分09秒/km)です。キロ6分そこそこのペースで落ち着いてしまいました。
脛の張りは徐々に感じなくなってきました。とはいえ足の運びがスムーズになったわけではありません。相変わらず足が伸びずペースも変わりないのはフォームが修正できないまま落ち着いてしまったからでしょう。
それでもペースが落ち着いてきたからでしょうか、体の動きは徐々にスムーズになってきたように思えます。これならば当面はイーブンペースで走れそうです。13キロは6分15秒、14キロは5分54秒と安定したペースを刻みました。
このあたり、淡々と走り続けました。いつもであればもっと沿道の声援に応えるのに、今回は走りの不調のため気持ちが乗ってきません。フォームのバランスを崩したままで走っていて。いつ足が止まってしまうかという不安を常に抱きながらの走りとなっていました。
15キロ地点の通過タイムは1時間34分45秒でした。この間の1キロは6分05秒です。10キロからの5キロは30分32秒とこの前の5キロより16秒遅くなりましたが、ほぼ同じペースで走っていると言ってかまわないでしょう。
序盤は2キロでリタイアを考えるほどの絶不調でしたがこのあたりまでくるとかなり楽に走れているような手ごたえが感じられました。ダメージは感じていないわけじゃないのですが、徐々に流れに乗ってきたように思えます。
でもまだ15キロを過ぎたばかりです。だというのに気持ちの上ではすでに25キロくらい走ったような気分になっていました。
その後も6分01秒、6分01秒と、キロ6分前後のペースをキープして走りました。
いつもの年は西野屯田通に入ってから先頭集団とすれ違うのですが、例年よりもペースが遅いため新琴似二条通で先頭集団とすれ違いました。ところがこの先頭集団は大集団でした。いままでの北海道マラソンでは先頭は一人か、せいぜい二、三人の集団でした。こんな十人前後のトップ集団を見るのは初めてのことでした。
スタート直後と比べたらペースも上がって快調に走っているように思えますが、風は追い風が吹いています。もしかするとそのおかげでペースが上がっているのかもしれません。でもそうなると、新川通の折り返し以降は10キロ以上に渡って向かい風になるのではないでしょうか。そのことを考えると背筋に寒気が走りましたが、悲観的なことは考えないようにしました。向かい風になったらそのときに考えればいいことです。
新琴似二条通から西野屯田通に入ります。そして新川通に入りますが、ここでようやく20キロです。まだ半分も来ていません。でも自分の気持ちとしてはもう30キロくらい走ったような気持ちになっています。ラップタイムは6分03秒、6分09秒と続き、19キロから20キロは6分21秒かかってしまいました。この間の5キロは30分35秒と、前の5キロとほとんど変わりません。
ここまで淡々と走ってきました。ワクワク感も何もない、これほどまでに感動のない北海道マラソンは初めてかもしれません。このまま淡々と新川通を走ることができれば、こうした走り方も悪くないのですが……しかし19キロからの1キロがペースダウンしたことからもわかるように、体のダメージが大きく感じられるようになってきました。
21キロは2時間11分32秒です。この間の1キロは6分12秒と、若干速くなりましたが徐々にキロ6分から離れています。中間点は2時間12分台で通過しましたが、4時間30分を切れるかどうか微妙なペースとなりそうです。(つづく)
第1部 聴く
(1)加賀谷はつみ
(2)加賀谷はつみ北海道マラソン応援ライブ
(3)加賀谷はつみミニライブinたんぽぽ
第2部 走る
(1)カウントダウン
(2)早くもリタイアを考える
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