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走るより はつみ三昧の 3日間〜2015北海道マラソン完走記〜第2部の1 (2015-9-8 23:28:16)
第2部 走る
(1)カウントダウン
5時30分にセットしたアラームで目が覚めました。真っ先に外を見ますが、雨の心配はまったくなさそうです。天気予報では予想最高気温が24度。おそらく北海道マラソンとしてはもっとも走りやすい条件でしょう。
私はゆっくり体を起こして支度にかかります。身につけていくものはすべて前夜のうちに出しておきました。
同時に朝食も開始します。前夜に購入したおにぎりを2個食べます。バナナも購入してきましたが、これはスタート前に食べることにします。あとはレース中の補給食としてスポーツようかんを2本背中のポケットに忍ばせておきます。
スタート前、チームメンバーでの記念写真を撮ろうと、7時30分にDブロックに集合することとしています。余裕を持って7時過ぎにはホテルをチェックアウトする予定です。それにあわせてトイレを済ませたり荷物をまとめたり準備をしました。
なにしろ北海道マラソンの荷物預け用の袋は60センチ×20センチ×10センチという小さな袋です。キャリーケースなどが入る大きさじゃありません。走り終えてその日のうちに飛行機で帰る人はきっと苦労していると思います。
私もホテルに預けておくことも考えましたが、この袋にちょうど入りそうなバッグを持ってきました。そのため持ってくる荷物は厳選しました。
7時になり、ゆっくりと行動を開始しました。ホテルをチェックアウトし、スタート開場の大通公園に向かいます。朝の空気はひんやりと感じます。これで曇り空だったら最高気温が20度に届かなかった2004年のような気象条件になりそうです。
しかし今回は空に青空が見えています。日中の気温はそれなりに上がってくれるでしょう。
やがて大通公園に到着しました。今年の集合地点はDブロック(4丁目)の噴水のところとしました。毎年、自分のスタートブロックを集合場所にしています。
噴水の縁に腰掛けて待っていると続々とLRS北海道のメンバーがやってきました。7時30分に記念撮影をし、それぞれのスタートブロックに分かれていきます。
あとは荷物を預けてトイレを済ませてスタートエリアに入るだけです。すでに7時30分から荷物預かりは始まり、早めに預けるようにと促すアナウンスも流れています。
トイレを見るとまだ8時前だというのに長い行列ができ始めています。昨年までは8時前の空いている時間帯に一度しておいて、8時10分過ぎくらいに10分程度は待つ覚悟で並ぶというパターンでした。でも今年はトイレの行列が早くでき始めています。
これは早めにトイレを済ませておくべきと判断し、バナナを食べて荷物を預けトイレの行列に並びました。
トイレを終えたのは8時10分頃だったでしょうか。例年と比べるとスタートエリアに入るにはまだ早すぎます。でも準備ができてしまったからには仕方がありません。スタートエリアに入り、後方の一番左寄りに陣取りました。
やがて歩道側の応援ゾーンにまきおさんとライカンさんがやってきてくれました。2人の姿を見ると、気持ちは早くも夜のライブに飛んでしまいます。このときの私は体に無理なく楽に夜のライブと翌日の藻岩山登山の体力を残して完走するというイメージしかありませんでした。
ただ不安がなかったわけではありません。それはシューズです。昨年の秋から使っているレース用シューズ。心なしか窮屈に感じたのです。
1週前に行なわれた北商ロードレースでも、ゴールするときは左足の小指に痛みを感じました。幸い黒くはなりませんでしたが、そのときに一抹の不安を覚えたのです。そしてこのときも朝からちょっと窮屈に感じて嫌な予感がしていました。なにしろこのシューズではまだハーフマラソンまでしか走っていませんから。
でもいつまでもそんな不安に囚われているわけではありません。すぐに気持ちは北海道マラソンに戻り、まきおさんやライカンさんと、そしてスタートエリアで一緒になったなべちゃんと歓談していました。
北海道マラソンは今年から「はまなす車いすハーフマラソン」と同時開催になりました。9時からスタートする北海道マラソンに先立って、8時30分のスタートです。8時30分に号砲が鳴り響き、はまなす車いすハーフマラソンがスタートしていきました。
そしていよいよ北海道マラソンです。私は2003年から連続13回目の挑戦となります。途中、2005年、2006年と続けてリタイアしましたが、2003年、2004年、そして2007年からは完走し、合計10回完走してます。11回目の完走を目指してまもなくスタートします。
8時40分を過ぎると、MCが招待選手を紹介したり、高橋はるみ北海道知事の挨拶があったり、にぎやかになってきます。徐々にお祭りムードが高まっていきます。シーンとした真駒内屋外競技場に太腿を叩くピシャピシャという音だけが響いていた12年前と同じレースとは思えません。すっかり北海道マラソンも様変わりしてしまいました。
やがてスタート1分前となります。今年もテレビ塔の時計がカウントダウンを行います。10秒前からはMCの声に合わせてカウントダウンをします。そして時計が0となると同時に号砲が鳴り響きました。(つづく)
第1部 聴く
(1)加賀谷はつみ
(2)加賀谷はつみ北海道マラソン応援ライブ
(3)加賀谷はつみミニライブinたんぽぽ
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