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  ホーム >> frunブログ集 >> 10キロで 息が上がって さあ大変〜第51回北商ロードレース完走記4

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link Road to SAROMAN BLUE Road to SAROMAN BLUE (2024-10-10 15:00:05)

feed 10キロで 息が上がって さあ大変〜第51回北商ロードレース完走記4 (2015-8-28 0:08:48)

(4)2匹目のドジョウはいるのか?

 呼吸が苦しくなってきたものの、フォームそのものはまだ崩れていないように思えます。腰はまだ落ちていないし、足も前に伸びています。このフォームを保ってさえいれば極端なペースダウンにはつながらないはずです。呼吸が楽になるように気持ちだけペースダウンを試みました。

 ところが折り返してからは緩やかな下り坂になっているせいか、その割りにペースは落ちなかったようです。前を走るランナーの背中の大きさもほとんど変わりませんでした。

 呼吸とともに私を苦しめるものがもうひとつありました。それは汗です。額から流れ落ちる汗がどんどん目に流れ込んでくるのです。

 北海道マラソンでもこの汗対策は重要です。そのため毎回その対策は施していますが、この大会では油断をして何もしていませんでした。拭っても拭っても流れ落ちてくる汗に四苦八苦しながら走り続けました。

 こんなことなら汗対策もすべきだった……と思っても手遅れです。汗対策をしなければこんなに苦しむということを知っただけでも良しとしましょう。

 呼吸の苦しさに加えて汗との戦いに苦しみながら、淡々と走り続けました。

 やがて15キロ地点に到達します。ペースが落ちても27分台で走れていれば良しとしようと思っていたのですが、15キロ地点の通過タイムは1時間20分16秒でした。この間の5キロは26分43秒です。ペースが落ちるどころかほんの少し速くなっています。というより、5キロのラップはほぼ同じままで15キロを走りました(26分48秒、26分45秒、26分43秒)。

 余力があれば最後の5キロはペースアップしようと思っていましたが、すでに余力などというものは折り返し点で失っています。このままのペースを保って走ることにしました。

 ここからの5キロは緩やかなアップダウンの中を走る区間が多くなります。レース終盤を迎えた体には楽なコースではありませんが、普段走っている留萌のコースのアップダウンと比べると可愛いものです。そう思いながら一歩一歩足を前に送ります。

 残り4キロ地点は1時間25分41秒で通過しました。この間の1キロは5分25秒です。変わらぬペースで走っていますが、体に感じるダメージは大きくなってきました。

 それが顕著に現れたのはあと3キロ地点に達したときです。残り3キロという表示を見たとき、「たった3キロしかない」ではなく、「まだ3キロもある」と思ってしまいました。あと15分以上も走らなきゃならないと思うと、それだけで気持ちが折れそうになりました。

 残り2キロ地点は1時間36分17秒で通過しました。この間の1キロは5分22秒です。

 ここでもう我慢できなくなりました。早く走り終えたくなってスパートです。疲れきってしまって早く走るのをやめたくなったのです。早くやめるためには早くゴールしなければなりません。そのためペースアップを試みました。

 汗はどんどん目に流れ込んできます。目にしみて痛みさえ感じるようになってきました。早くゴールしてタオルで顔を拭きたい。その一心でペースアップをしたのです。

 残り1キロ地点は1時間41分16秒で通過しました。この間の1キロは4分59秒とついに4分台に突入です。そこまで頑張らなくてもよかったかなと思ってペースを落とそうとすると、前からダウンジョグをしてきた気づきプロデューサーさんが私と併走してカメラを向けてきます。

 こうなると手を抜くわけにはいきません。笑顔を作ってこのペースを保って走ります。

ゴール前

 最後は左にカーブをして下り坂をゴールに向かうだけです。ここまできたらあとは流してゴールに向かいました。

 結局、タイムは1時間46分11秒でした。予定していた1時間50分よりも早く、しかも最後の1キロも4分55秒で走り抜けていました。最後の5キロは25分55秒と、ロングスパートをした分、かなり早くなってしまいました。

 ゴールしたあとは奥さんと合流して、着替えをした後、ひまわりの里で昼食をとりました。そして今年もひまわりソフトを食べ、北竜温泉に立ち寄って入浴をしました。

 天気がよかったため昨年のようにマメを作ることもなく順調に20キロ走をこなすことができました。

 でもわずか10キロ走っただけで息が上がってしまったということは、北海道マラソンに向けての不安ともなりました。

 キロ5分15秒というペースは、4時間を切って走れていた頃ならばさほど無理なペースではありませんでした。

 しかしいまは当時と比べると走力は落ちています。昨年の北海道マラソンこそは4時間06分台と、サブフォーに手が届きそうな走りができました。しかしそれまでは4時間30分前後のレースが続いていました。そんな現状を考えると、明らかなオーバーペースだったということなのでしょう。

 そのことがわかったというだけでも、この大会を走った収穫なのかもしれません。本番の北海道マラソンではオーバーペースに気をつけて、キロ5分半より絶対に早くなることのないよう注意しようと思います。

 昨年に続きこの大会の好走が北海道マラソンにつながるか。柳の下に2匹目のドジョウはいるのか。その結論がまもなく出ようとしています。(おわり)


(1)20キロのペース走
(2)迷い
(3)息が上がる


はっつんが北海道にやってくる!

大通6丁目会場でのミニライブ(無料)

日時 8月29日12時30分〜13時00分
場所 大通6丁目ステージ

余市町「たんぽぽ」でのミニライブ

日時 8月29日18時00分〜19時30分
場所 喫茶店「たんぽぽ」
  (余市町大川町3丁目135)
料金 1,500円(要予約)
詳細はこちら
https://www.facebook.com/events/1466624530308741/

加賀谷はつみ2015北海道マラソン祝完走ライブ

日時 8月30日19時00分〜20時30分
場所 ユニオンフィールド
  (札幌市中央区南7西4LC7番館5階)
料金 前売3,000円、当日3,500円(完走メダル提示で200円引き)
詳細はこちら
https://www.facebook.com/events/1630123630590551/

シンガーソングハイカー加賀谷はつみと登る藻岩山ハイク

日時 8月31日10時00分〜14時00分
場所 藻岩山登山道慈啓会コース前
 10時00分、慈啓会病院コース出発
 12時30分 頂上ミニ・ライブ
 13時00分、本日のスープカレー昼食(20%引き)
 14時00分 頂上解散。ロープウェイ、下山道など各自選択
料金 2,000円(要予約)
詳細はこちら
https://www.facebook.com/events/498509653645217/


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